【ルクスカーデン王国】
幾重にも存在する異世界のうちのひとつ。魔法の文明が発達した王国。国民の殆どが普通の人間だが、魔法の力を持つ国王一族がいつも民を守護しているため、悠久の時を越え栄え続けている。この国では魔法でインフラ整備されており、誰もが魔法の...

今日は爽やかな晴れ。街路樹が陽の光を受け、キラキラと輝く道を自転車で駆け抜ける心羽。
今朝の分でエウィグの餌を切らしてしまい、買い出しに向かう。

————————————————————————

｢影魔がでたぞー！｣
｢なんだって！？｣
｢楽器を置いて逃げろー！｣

・概要
ルクスカーデンにて、一部の者が扱える魔法のようなエネルギー。魔力解放器｢オリジン｣があれば、アステラーに変身できる。
一人が持てるカルナの種類に限りはなく、複数のカルナを同時に扱える者もいる。

影魔を撃退した心羽は、現場で怪我を負った子猫を拾う。
急いで近くの動物病院に向かい、怪我の様子を診てもらうことに。
この動物病院の主治医を務める初老の獣医が子猫の容態を調べ、隣で研修医のような様相の少女＝碧がしきりにメモをとっている。

影魔が出たという叫び声を聞き、声の元に向かう心羽。
現場ではひとりの少年＝亮が、影魔に襲われていた。
心羽は急いで変身し、影魔の攻撃を庇って亮を逃がす。

揮化アルドラに見事勝利した一行。しかし、アルドラがもたらした被害は甚大なものであった。
ニーベルゲンや地域の人々は協力して復興に励み、それを見た心羽が自分たちにできることを考えるお話。

シーン1 ｢被災地｣

時系列は不確定

〇街に星が降る
・羽の使者が覚醒する前夜のできごと。

弓音が使者に変身した姿。ペンダントは使わない。パーソナルカラーは赤。

容姿
鳥のカルナが具現化した白い古代ギリシア風の衣装に身を包み、身体の随所が鳥の羽毛に覆われている。

霹天の弓における、裏の主人公。

・プロフィール
一人称は｢私｣。