『リーテンリュースの蛍夜』2章プレイング ルメル(h01485) version 4
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『リーテンリュースの蛍夜』2章プレイング ルメル(h01485)
絶奈ちゃん(h00674)と
ふふ、喜んでもらえて良かった~。…なあんて。僕もこれほどの場所だなんて、思ってもみなかったんだけれどねえ。
そんなに気に入ったんなら、また来れば良いよ~。今度は皆とでも、また二人でも。
これは……すごいな。この森自体も、すごく幻想的で…。…水底で仄かに光る物…あれが月響珠、かなあ?
それなら、「今」の音を残せば良いんじゃないかなあ。絶奈ちゃんの歌声だったら僕、大事にとっとくよお。
これは……すごいな。…水底で仄かに光る石…あれが月響珠、かなあ?
それなら、「今」の音を残せば良いんじゃないかな~。絶奈ちゃんの歌声だったら僕、大事にとっとくよお。
自身が手にする月響珠はひとつ。遠い記憶を辿りながら、そっと拾い上げる。
耳にあてると、品のある落ち着いた男性の声が響く。もう二度と会うことは叶わない、かつての師の声。
手にした月響珠はひとつ。遠い記憶を手繰り寄せながら、そっと拾い上げる。
耳を寄せれば穏やかで品のある男性の声が響く。もう二度と会うことは叶わない、かつての師の声。
『さあ、スープをよそっておくれ。……ああ、調味料には決して触れぬように。』
………し……しょ…、…ッ……。
………し……しょ…、……ッ…。
……、……ん~ん、なんでもなあい。気になるなら聴いてみる~? 別になんてことない…ただの、古い記憶だよ。
**※386文字**いつものように柔らかな笑みを浮かべながら、絶奈へ月響珠を手渡し背を向ける。
その瞳が僅かに揺らいでいたように見えたのはきっと、水面に反射した月明かりのせいだろう。
**※450文字**
絶奈ちゃん(h00674)と
ふふ、喜んでもらえて良かった~。…なあんて。僕もこれほどの場所だなんて、思ってもみなかったんだけれどねえ。
そんなに気に入ったんなら、また来れば良いよ~。今度は皆とでも、また二人でも。
これは……すごいな。…水底で仄かに光る石…あれが月響珠、かなあ?
それなら、「今」の音を残せば良いんじゃないかな~。絶奈ちゃんの歌声だったら僕、大事にとっとくよお。
手にした月響珠はひとつ。遠い記憶を手繰り寄せながら、そっと拾い上げる。
耳を寄せれば穏やかで品のある男性の声が響く。もう二度と会うことは叶わない、かつての師の声。
『さあ、スープをよそっておくれ。……ああ、調味料には決して触れぬように。』
………し……しょ…、……ッ…。
……、……ん~ん、なんでもなあい。気になるなら聴いてみる~? 別になんてことない…ただの、古い記憶だよ。
いつものように柔らかな笑みを浮かべながら、絶奈へ月響珠を手渡し背を向ける。
その瞳が僅かに揺らいでいたように見えたのはきっと、水面に反射した月明かりのせいだろう。
※450文字