朝憬への詩 第一章プロット version 46

2019/10/02 16:05 by someone
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朝憬への詩 第一章プロット
1話 中心人物:心羽、遥香
ルクスカーデンに住む少女、心羽は不思議な夢を見る。
その夢に出てきた謎のペンダントを手に、遥香たちのいるアレグロ楽団の練習に向かう。
穏やかな昼の休憩中に突如として現れた影魔に、心羽は謎のペンダントで立ち向かうが…。

2話 中心人物:心羽、遥香
「羽の使者」に変身した心羽は影魔を撃退。
人々を守れたという嬉しさの余韻に浸りながら、あとからやってきたニーベルゲンの人々に事情を話し、アレグロ楽団の練習に戻る。

3話 使者パート 中心人物:心羽、遥香
ペンダントを詳しく研究するため、未知のものが大好きな2人は公園に集まる。
しかしなにも掴めず、図書館で調べようとするが、その途中で影魔出現の鐘を聞く。
心羽は出番と張り切るが、2人が向かった先には既にもうひとりの使者がいて…。

3話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、アポロ、リーン
市街地で影魔出現の情報が相次ぎ、遂に影魔から街を守るために出動することになった2人のゴーレム。兵士たちと共に砦を出動し、影魔の出現した周辺のパトロールに当たる。その最中で二人は姉の心を影魔に食われた少年と出会う。泣いている少年に、アポロもリーンも顔を歪ませる。

4話 使者パート 中心人物:心羽、亮、遥香
亮と影魔の戦いに心羽も参加、2対1で影魔を圧倒し撃破。
平穏が戻った広場で3人はお互いの経緯を話し、次の日図書館で待ち合わせることになる。

4話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、リーン
心羽と亮が倒した影魔は少年の姉を襲った個体だった。その旨を確認し、二人はニーベルンゲン団員の報告にあった、使者の存在を認識する。一方少年は、「姉さんはもう帰ってこない」とポツリと呟いた。それに対してリーンは何も言えなかったが、アポロは「君がこれからどうするか、お姉さんの心は、きっと今も君を見てるよ」と精一杯語り掛けた。

5話 使者パート 中心人物:心羽、遥香
アレグロでの練習を午前で切り上げ、図書館へ向かう心羽と遥香。その道中で不穏な影を目にし、路地裏へ見に行くがそこには誰もおらず気のせいだったことになり、図書館に到着。
亮と合流し3人で図書館に入る。しかし、心羽は図書館内でも不穏な影を感じ…。

5話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、アポロ、リーン
日常の一コマ。ゴーレムにも人々と同じように平穏な時間が存在する。影魔の調査、研究、装備品の点検等の合間に兵士たちと会話するアポロとリーン。恵美子も交えて互いの趣味事(アポロは食べ歩き、リーンは小説づくり)やそれぞれの持つ家庭、大切に思っていることなどの背景を話しあう。「ゴーレムが命を預け合うに足るか」兵士たちはそれぞれの反応を見せる。

6話 使者パート 中心人物:心羽、遥香、亮
大量の書物が乱雑に破られているのが見つかり、図書館内は騒然。中にいた全員が追い出され、警備が調査のため中に入る。
その際、遥香の機転により館内に影魔が潜んでいることが明らかに。
心羽と亮は変身して退治にかかるが、新たな影魔が複数乱入し状況は一変。2対多数となり窮地に立たされるが…。

6話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、リーン
着々と影魔を退けるアポロとリーン。逃げる影魔を追って図書館へと向かうが、そこには図書館から追い出された多数の人々と、複数の影魔に襲われる2人の子供の姿があった。子供の訴えにより、まだ中に人がいることを知ったゴーレム二人は図書館内に突入する。

7話 中心人物:心羽、遥香、亮、碧、アポロ、リーン、???
アポロとリーンは急いで心羽と亮を救出するが、2人は逃げようとせず、自分たちが「使者」で、一緒に影魔を倒すと告げる。
窮地を救われた心羽と亮は、駆け付けたニーベルゲン部隊と共に多数の影魔を撃破。しかし、突如として影から現れた黒い人物が戦闘を妨害し、残りの影魔を引き連れて去ってしまう。
戦闘後、いまの戦いを見ていて、ペンダントを手にした碧と名乗る少女がペンダントについて心羽たちに訊ねる。
アポロとリーンも混じってその話を聞いていたが、任務のため離脱。

8話 使者パート 中心人物:心羽、詩乃
穏やかな夕食の風景。

8話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、アポロ、リーン
夕方になり、任務を終えて砦に戻るアポロとリーン。兵士たちも鎧を脱いでそれぞれの家庭へ帰ってゆく。
しかし、夕方になっても影魔出現の鐘の音が鳴ったことに異変を察知したアポロとリーンは、件の鐘塔の周辺で影魔の気配を探る。そこに現れたのは自らを「第三世代」と名乗る影魔だった。

8話 裏パート 中心人物:亮、碧
帰り道が同じことがわかり、初対面ながら一緒に帰る2人。

9話 使者パート 中心人物:心羽、亮、碧
朝、心羽はまた不思議な夢を見るが、起きるとその内容を忘れてしまう。
この日、遥香は教会の仕事があるため来れず、ペンダントを持つ3人だけが集まった。心羽と亮は碧のカルナを起動させるのに苦戦し、なにか知ってるかもしれないとニーベルゲンの元へ向かうが、その道中で昨日の黒いフードの人物と遭遇し…。

9話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、リーン、恵美子
昨日の疲れを考慮し、今日の任務は休みとなったアポロとリーン。交戦した影魔の発した「第三世代」と、「欺瞞に満ちた世界の傀儡め」という言葉に疑問を抱いた二人は、恵美子と情報共有しつつ自分たちの使命と出自について話し合うことで、戦いへの意思を再確認する。

10話 使者パート 中心人物:心羽、亮、碧、???
黒い揮石を振り、影魔を多数呼び出す黒フード。影魔は亮たちに襲いかかるが、心羽はなぜか変身できない。亮の指示で心羽は一旦身を引くが、多数の影魔を1人で受け持った亮はダメージを負ってしまう。
その傷を見て癒しの力を求めた碧は「水の使者」に覚醒。さらに碧から水の癒しを受けた亮はカルナが輝き、爪の使者IIに昇華。なんとか影魔を退け、黒フードを撤退に追い込む。
場は収まったものの、心羽は変身できない理由を深く考えることになる。

10話 ニーベルゲンパート 中心人物:リーン、心羽
影魔被害の拡大の報が頭を離れず小説づくりに行き詰り、ふと散歩に出るリーンは考え込む心羽と遭遇する。互いに互いの様子が気にかかり、街を歩きながら互いの思いを話す。アポロへの憧れ、そして被害を受けた人の涙、未熟な自分。この先への不安、不安定な使者の力、戦いへの恐れ。しかし二人は互いに、自分と似ているようで少し異なる存在に、強い関心を抱く。

11話 使者パート 中心人物:心羽、遥香
アレグロの出演が予定されている「星空の祭典」と呼ばれるイベントがいよいよ間近に迫り、練習に力が入る心羽と遥香。しかし休みのメンバーが多く、音合わせができないため午前で解散。
突然空きができた心羽は、なにか事情を知っていそうなサジテル地区の砦へ向かう。しかし途中で影魔と出会い、心羽は対峙するも変身できない。デジャヴを感じながらなんとか逃げようとするが…。

11話 ニーベルゲンパート 中心人物:リーン
影魔の出現情報が多いサジテル地区の砦に移動したアポロとリーン。アポロは買い物に出かけたため、原稿を進めながらひとりで過ごしていたリーンの元に、影魔出現の知らせが入る。現場へ向かってみると、影魔に連れ去られそうになる心羽の姿があった。
(未定)
影魔の出現情報が多いサジテル地区の砦に移動したアポロとリーン。アポロは買い物に出かけたため、原稿を進めながらひとりで過ごしていたリーンの元に、影魔出現の知らせが入る。現場へ向かってみると、影魔に連れ去られそうになる心羽の姿があった。その場にいた兵士たちに、付近の安全の保と情報収集に当たるよう要請し、リーンは単独で影魔を追う。

12話 表パート 中心人物:心羽、リーン
重加速で影魔を追いかけて一撃で倒し、心羽を救出したリーンは、ケガをした心羽を救護施設へ運ぼうとするが、心羽は断り揮石を使って対処する。
変身しなかったわけを問うリーンに、それも含めて話したいことがあると返す心羽。2人は小川の土手に座って話し始める。
心羽は使者の代表として、リーンはゴーレムの代表として、お互いに情報を伝えあうだけだが、心羽はなぜかこの時間が楽しかった。
(心羽の視点のみではなく、リーンの視点でも見せたい意図あり)

12話 使者パート 中心人物:亮、碧、???
影魔から人々を守るため戦う碧。しかし戦う力を持ってない碧は歯が立たず、苦戦することに。そこへ警鐘を聞いた亮が駆けつけるが、数が多く相手にしきれない。使者でありながら、後ろから見守ることしかできない碧の前に、白衣の男が現れ…。

12話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子
人々が消えていく事件と活発になった影魔を紐付け、単身で調査に乗り出す恵美子。
各所の砦や役場から情報を集め、影魔の習性と照らし合わせた恵美子は、影魔が人を消しているのではなく、さらっていることにいち早く気付いた。

13話 使者パート 中心人物:心羽、遥香、亮、碧
イベントの前日となったが、広夢の調査により、休んだメンバーは全員失踪していることがわかり、練習は中止。イベントへの出演は辞退することに。心羽と遥香は、カフェ・すてらにて独自に失踪事件の謎を追う。心羽は昨日の体験と重なり、影魔による誘拐事件の可能性を考える。
遥香の話によれば、影魔が人を連れ去っているのは間違いないことが判明。二人は手がかりを掴むため影魔狩りに出ようとするが、二人の前に黒いフードが複数の影魔を連れて出現し…。

13話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、リーン、アポロ
王国蔵書の閲覧権を持つ恵美子さんは、リーンとアポロを蔵書室に招き入れる。そして、午後からのプレディエの森の調査にあたり、プレディエの森に関する事前情報を3人で調べ、アポロはプレディエの森へと向かう。リーンは残り、恵美子さんに「ここで調べたいことがある」と告げ、使者について調べ始める。しかし、蔵書室で得られた情報の殆どは伝説や神話の類のものだった。
王国蔵書の閲覧権を持つ恵美子は、リーンとアポロを蔵書室に招き入れる。そして、午後からのプレディエの森の調査にあたり、プレディエの森に関する事前情報を3人で調べ、アポロはプレディエの森へと向かう。リーンは残り、恵美子に「ここで調べたいことがある」と告げ、使者について調べ始める。しかし、蔵書室で得られた情報の殆どは伝説や神話の類のものだった。

13話 裏パート 中心人物:亮、碧、ギデオン
ギデオンと名乗る白衣の男に、カルナの使い方講習を受ける亮と碧。ギデオンに影魔の出現が知らせられ、実践練習として3人は現場に向かう。

14話 使者パート 中心人物:心羽、遥香、亮、碧、ギデオン
、???
黒いフードは数体の影魔を召喚し心羽を圧倒するが、亮、碧、ギデオンが駆けつけなんとかピンチを脱出。亮と碧はギデオンから教わった戦い方で影魔と渡り合う。
しかし、心羽の油断した隙に遥香が影魔に連れ去られてしまい、心羽は急いで追うことに。
ローラーシューズを装着し、全速力で影魔を追いかける心羽。しかし距離は縮まらず、気付くと街からはずれ、森の中へ。そこではおびただしい数の影魔が心羽を待ち受けていた。

14話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、恵美子、拓夢
先行して二―ベルゲンの兵と共にプレディエの森に向かっていたアポロ。その駐屯地に恵美子が追いつきアポロは現地の影魔(第三世代?)の生態と、森の地形や環境の情報を、戦況が激化しかねない現状をそれぞれ伝え合う。使者を名乗る拓夢という少年と出会い、合同で森の様子を見守る。

15話 表パート 中心人物:心羽、アポロ、恵美子、拓夢
圧倒的な戦力差を前に為す術もなく打ちのめされる心羽。
森のざわめきを察知したアポロと拓夢が心羽の助けに入り、2人の活躍により心羽は遥香の救出に成功。一時撤退するが、遥香が囚われているひとが何人も居るのを見たと発言し、再びプレディエの森へ。

15話 ニーベルゲンパート 中心人物:リーン、???
恵美子から知らせが入り、心配になったリーンはアポロたちの所へ行こうとするが、その途中で黒フードと遭遇。フードは「これ以上邪魔しないで」という言葉と共に、金色の文字列を体に宿した影魔を召喚。これまでとは桁違いの強さにリーンも焦るが、重加速を駆使しなんとか撤退に追い込む。その際「未来を守りたいのは私たちも同じなのに」というフードの捨て台詞がリーンは気にかかっていた。

16話 中心人物:心羽、遥香、拓夢、恵美子、アポロ、リーン
囚われた人々の救出作戦を決行する5人。
心羽、拓夢、アポロは戦線に立ち、遥香と恵美子は3人の司令塔となって連携を取りながら戦う。途中でリーンも参戦し、数の劣勢を跳ね返すが、複数出現した第三世代の多様な能力に翻弄され、あと少しの所で囚われた人々に届かない。リーンも先ほどの戦闘で重加速を使用してしまい今は使えない。状況を判断した恵美子により撤退命令が出て引き返すことになるが、納得の行かなかった心羽は心の叫びを力に変え、羽の使者IIに昇華。飛翔の能力が大幅に強化され、影魔の頭上を滑空し囚われた人々の所へ単独でたどり着く。手で虚空を薙ぎ炎で影魔をかき分けながら囚われた人を抱えて救出する。

心羽はこの時、みんなを救うことが私の役目だと確信した。

17話 表パート 中心人物:心羽、リーン
恵美子は指示を撤回。リーンたちも協力して影魔たちを蹴散らし、心羽をサポートする。影魔たちは囚われた人々を森のさらに奥へと連れ去り、心羽は木々の合間を縫うように滑空して追いかける。
しかし、気付くと心羽はとある集落にいた。数え切れないほどの影魔たちがそこにはいた。ここの空気を吸った途端、不快な「なにか」に心羽の体は圧倒され、喘息を起こしたように息が苦しくなってその場にしゃがみこんでしまう。そこにいた影魔たちに為す術なく一方的に虐げられ、変身解除に追い込まれる。
そのピンチを救ったのはリーンだった。オーバーヒートを起こす限界ギリギリまで重加速を使用し、心羽と連れ去られた人を助け出した。
(未確定)
この時リーンは、多くを背負おうとしている心羽の様子に、漠然と胸の中に何かが閊えた思いを抱いた。

17話 裏パート 中心人物:遥香、拓夢、恵美子、アポロ、リーン
心羽が救出した人々を誘導しつつ、プレディエの森からの脱出をはかる5人。しかしリーンは影魔を追ってひとり最奥へと向かった心羽のことが心配になり、離脱。残った4人は会話の中で、囚われた人全員が「星空の祭典」の関係者であることを知る。
影魔は何かしらの理由があってこのイベントを阻止しようとしていたことが推察され、アレグロ楽団もそれに巻き込まれた形となったことが明らかに。相次ぐ失踪事件で祭典は中止になりかけていたが、その中にいた会長が名乗りをあげ、できる者だけでも開催することを表明。拓夢は未知の催物に興味津々。
(未確定)

18話 中心人物:心羽、遥香、拓夢、恵美子、アポロ、リーン
無事に全員を救出し終えた6人は影魔を追い払い、プレディエの森をあとにする。駐屯地に報告を済ませる恵美子、失踪していた楽団員たちと抱き合う心羽や遥香、3日間の監禁生活で心に傷を負った人たちに寄り添うアポロやリーン…そこには平和が戻りつつあった。心羽は自分たちで手に入れたその光景を見て達成感に満ち溢れいた。
生まれてから一度もお祭りに行ったことのない拓夢は、星空の祭典に行く方法を求めて心羽に相談する。心羽は当日迎えに来ると約束し、それぞれ解散していった。
(未確定)

19話 使者パート 中心人物:心羽、拓夢
昨晩、夜遅くまで戦闘が繰り広げられ、翌日は昼すぎまで寝ていた心羽。ハッと目が覚め、拓夢との約束を思い出すと、遅起きな心羽を心配する詩乃を後目に冷めた朝食を揮石で温めて食べ、屋上にあがる。心羽は羽の使者IIに変身し、その翼を大きく広げて飛び上がり、春の風を受けながら拓夢の元に飛んでいく。
拓夢の家に着くと、玄関前で拓夢が待っていた。心羽は拓夢を抱え、そのまま田畑を抜け建ち並ぶ家々の上を通り抜けて祭典の会場へ飛び去る。

19話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、アポロ、リーン
星空の祭典を影魔が邪魔しようとした訳とは…?数年に一度開かれるこの祭典における真の意味とは。その一部が恵美子による推測で語られる。
(未確定)

19話 裏パート 中心人物:遥香
アレグロ楽団もメンバーが揃ったことで星空の祭典に参加できるように。楽団員たちは舞台となる会場にて、飾り付けや最後の練習を行う。遥香含め、団員たちはまだ心羽が揃っていないことを心配していた。

20話 使者パート 中心人物:心羽、遥香、亮、碧、拓夢
休憩時間に入ったのを狙って亮と碧が遥香を訪ねる。3人は雑談混じりに昨日の出来事を伝えあう。その話題に合わせるかのように心羽と拓夢が到着。拓夢は容易く亮たち使者グループの輪に入っていった。
拓夢は亮、碧に案内されながら既に開かれた屋台の数々を巡り、心羽と遥香は舞台袖にてアレグロ音楽団と合流し、ステージにあがる…。

20話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、リーン
話を聞いた2人は祭典を影魔の脅威から守るため会場に護衛として向かう。しかし、結局影魔が邪魔することはなかった。
(未確定)      

1話 中心人物:心羽、遥香
ルクスカーデンに住む少女、心羽は不思議な夢を見る。
その夢に出てきた謎のペンダントを手に、遥香たちのいるアレグロ楽団の練習に向かう。
穏やかな昼の休憩中に突如として現れた影魔に、心羽は謎のペンダントで立ち向かうが…。

2話 中心人物:心羽、遥香
「羽の使者」に変身した心羽は影魔を撃退。
人々を守れたという嬉しさの余韻に浸りながら、あとからやってきたニーベルゲンの人々に事情を話し、アレグロ楽団の練習に戻る。

3話 使者パート 中心人物:心羽、遥香
ペンダントを詳しく研究するため、未知のものが大好きな2人は公園に集まる。
しかしなにも掴めず、図書館で調べようとするが、その途中で影魔出現の鐘を聞く。
心羽は出番と張り切るが、2人が向かった先には既にもうひとりの使者がいて…。

3話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、アポロ、リーン
市街地で影魔出現の情報が相次ぎ、遂に影魔から街を守るために出動することになった2人のゴーレム。兵士たちと共に砦を出動し、影魔の出現した周辺のパトロールに当たる。その最中で二人は姉の心を影魔に食われた少年と出会う。泣いている少年に、アポロもリーンも顔を歪ませる。

4話 使者パート 中心人物:心羽、亮、遥香
亮と影魔の戦いに心羽も参加、2対1で影魔を圧倒し撃破。
平穏が戻った広場で3人はお互いの経緯を話し、次の日図書館で待ち合わせることになる。

4話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、リーン
心羽と亮が倒した影魔は少年の姉を襲った個体だった。その旨を確認し、二人はニーベルンゲン団員の報告にあった、使者の存在を認識する。一方少年は、「姉さんはもう帰ってこない」とポツリと呟いた。それに対してリーンは何も言えなかったが、アポロは「君がこれからどうするか、お姉さんの心は、きっと今も君を見てるよ」と精一杯語り掛けた。

5話 使者パート 中心人物:心羽、遥香
アレグロでの練習を午前で切り上げ、図書館へ向かう心羽と遥香。その道中で不穏な影を目にし、路地裏へ見に行くがそこには誰もおらず気のせいだったことになり、図書館に到着。
亮と合流し3人で図書館に入る。しかし、心羽は図書館内でも不穏な影を感じ…。

5話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、アポロ、リーン
日常の一コマ。ゴーレムにも人々と同じように平穏な時間が存在する。影魔の調査、研究、装備品の点検等の合間に兵士たちと会話するアポロとリーン。恵美子も交えて互いの趣味事(アポロは食べ歩き、リーンは小説づくり)やそれぞれの持つ家庭、大切に思っていることなどの背景を話しあう。「ゴーレムが命を預け合うに足るか」兵士たちはそれぞれの反応を見せる。

6話 使者パート 中心人物:心羽、遥香、亮
大量の書物が乱雑に破られているのが見つかり、図書館内は騒然。中にいた全員が追い出され、警備が調査のため中に入る。
その際、遥香の機転により館内に影魔が潜んでいることが明らかに。
心羽と亮は変身して退治にかかるが、新たな影魔が複数乱入し状況は一変。2対多数となり窮地に立たされるが…。

6話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、リーン
着々と影魔を退けるアポロとリーン。逃げる影魔を追って図書館へと向かうが、そこには図書館から追い出された多数の人々と、複数の影魔に襲われる2人の子供の姿があった。子供の訴えにより、まだ中に人がいることを知ったゴーレム二人は図書館内に突入する。

7話 中心人物:心羽、遥香、亮、碧、アポロ、リーン、???
アポロとリーンは急いで心羽と亮を救出するが、2人は逃げようとせず、自分たちが「使者」で、一緒に影魔を倒すと告げる。
窮地を救われた心羽と亮は、駆け付けたニーベルゲン部隊と共に多数の影魔を撃破。しかし、突如として影から現れた黒い人物が戦闘を妨害し、残りの影魔を引き連れて去ってしまう。
戦闘後、いまの戦いを見ていて、ペンダントを手にした碧と名乗る少女がペンダントについて心羽たちに訊ねる。
アポロとリーンも混じってその話を聞いていたが、任務のため離脱。

8話 使者パート 中心人物:心羽、詩乃
穏やかな夕食の風景。

8話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、アポロ、リーン
夕方になり、任務を終えて砦に戻るアポロとリーン。兵士たちも鎧を脱いでそれぞれの家庭へ帰ってゆく。
しかし、夕方になっても影魔出現の鐘の音が鳴ったことに異変を察知したアポロとリーンは、件の鐘塔の周辺で影魔の気配を探る。そこに現れたのは自らを「第三世代」と名乗る影魔だった。

8話 裏パート 中心人物:亮、碧
帰り道が同じことがわかり、初対面ながら一緒に帰る2人。

9話 使者パート 中心人物:心羽、亮、碧
朝、心羽はまた不思議な夢を見るが、起きるとその内容を忘れてしまう。
この日、遥香は教会の仕事があるため来れず、ペンダントを持つ3人だけが集まった。心羽と亮は碧のカルナを起動させるのに苦戦し、なにか知ってるかもしれないとニーベルゲンの元へ向かうが、その道中で昨日の黒いフードの人物と遭遇し…。

9話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、リーン、恵美子
昨日の疲れを考慮し、今日の任務は休みとなったアポロとリーン。交戦した影魔の発した「第三世代」と、「欺瞞に満ちた世界の傀儡め」という言葉に疑問を抱いた二人は、恵美子と情報共有しつつ自分たちの使命と出自について話し合うことで、戦いへの意思を再確認する。

10話 使者パート 中心人物:心羽、亮、碧、???
黒い揮石を振り、影魔を多数呼び出す黒フード。影魔は亮たちに襲いかかるが、心羽はなぜか変身できない。亮の指示で心羽は一旦身を引くが、多数の影魔を1人で受け持った亮はダメージを負ってしまう。
その傷を見て癒しの力を求めた碧は「水の使者」に覚醒。さらに碧から水の癒しを受けた亮はカルナが輝き、爪の使者IIに昇華。なんとか影魔を退け、黒フードを撤退に追い込む。
場は収まったものの、心羽は変身できない理由を深く考えることになる。

10話 ニーベルゲンパート 中心人物:リーン、心羽
影魔被害の拡大の報が頭を離れず小説づくりに行き詰り、ふと散歩に出るリーンは考え込む心羽と遭遇する。互いに互いの様子が気にかかり、街を歩きながら互いの思いを話す。アポロへの憧れ、そして被害を受けた人の涙、未熟な自分。この先への不安、不安定な使者の力、戦いへの恐れ。しかし二人は互いに、自分と似ているようで少し異なる存在に、強い関心を抱く。

11話 使者パート 中心人物:心羽、遥香
アレグロの出演が予定されている「星空の祭典」と呼ばれるイベントがいよいよ間近に迫り、練習に力が入る心羽と遥香。しかし休みのメンバーが多く、音合わせができないため午前で解散。
突然空きができた心羽は、なにか事情を知っていそうなサジテル地区の砦へ向かう。しかし途中で影魔と出会い、心羽は対峙するも変身できない。デジャヴを感じながらなんとか逃げようとするが…。

11話 ニーベルゲンパート 中心人物:リーン
影魔の出現情報が多いサジテル地区の砦に移動したアポロとリーン。アポロは買い物に出かけたため、原稿を進めながらひとりで過ごしていたリーンの元に、影魔出現の知らせが入る。現場へ向かってみると、影魔に連れ去られそうになる心羽の姿があった。その場にいた兵士たちに、付近の安全の確保と情報収集に当たるよう要請し、リーンは単独で影魔を追う。

12話 表パート 中心人物:心羽、リーン
重加速で影魔を追いかけて一撃で倒し、心羽を救出したリーンは、ケガをした心羽を救護施設へ運ぼうとするが、心羽は断り揮石を使って対処する。
変身しなかったわけを問うリーンに、それも含めて話したいことがあると返す心羽。2人は小川の土手に座って話し始める。
心羽は使者の代表として、リーンはゴーレムの代表として、お互いに情報を伝えあうだけだが、心羽はなぜかこの時間が楽しかった。
(心羽の視点のみではなく、リーンの視点でも見せたい意図あり)

12話 使者パート 中心人物:亮、碧、???
影魔から人々を守るため戦う碧。しかし戦う力を持ってない碧は歯が立たず、苦戦することに。そこへ警鐘を聞いた亮が駆けつけるが、数が多く相手にしきれない。使者でありながら、後ろから見守ることしかできない碧の前に、白衣の男が現れ…。

12話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子
人々が消えていく事件と活発になった影魔を紐付け、単身で調査に乗り出す恵美子。
各所の砦や役場から情報を集め、影魔の習性と照らし合わせた恵美子は、影魔が人を消しているのではなく、さらっていることにいち早く気付いた。

13話 使者パート 中心人物:心羽、遥香、亮、碧
イベントの前日となったが、広夢の調査により、休んだメンバーは全員失踪していることがわかり、練習は中止。イベントへの出演は辞退することに。心羽と遥香は、カフェ・すてらにて独自に失踪事件の謎を追う。心羽は昨日の体験と重なり、影魔による誘拐事件の可能性を考える。
遥香の話によれば、影魔が人を連れ去っているのは間違いないことが判明。二人は手がかりを掴むため影魔狩りに出ようとするが、二人の前に黒いフードが複数の影魔を連れて出現し…。

13話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、リーン、アポロ
王国蔵書の閲覧権を持つ恵美子は、リーンとアポロを蔵書室に招き入れる。そして、午後からのプレディエの森の調査にあたり、プレディエの森に関する事前情報を3人で調べ、アポロはプレディエの森へと向かう。リーンは残り、恵美子に「ここで調べたいことがある」と告げ、使者について調べ始める。しかし、蔵書室で得られた情報の殆どは伝説や神話の類のものだった。

13話 裏パート 中心人物:亮、碧、ギデオン
ギデオンと名乗る白衣の男に、カルナの使い方講習を受ける亮と碧。ギデオンに影魔の出現が知らせられ、実践練習として3人は現場に向かう。

14話 使者パート 中心人物:心羽、遥香、亮、碧、ギデオン
、???
黒いフードは数体の影魔を召喚し心羽を圧倒するが、亮、碧、ギデオンが駆けつけなんとかピンチを脱出。亮と碧はギデオンから教わった戦い方で影魔と渡り合う。
しかし、心羽の油断した隙に遥香が影魔に連れ去られてしまい、心羽は急いで追うことに。
ローラーシューズを装着し、全速力で影魔を追いかける心羽。しかし距離は縮まらず、気付くと街からはずれ、森の中へ。そこではおびただしい数の影魔が心羽を待ち受けていた。

14話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、恵美子、拓夢
先行して二―ベルゲンの兵と共にプレディエの森に向かっていたアポロ。その駐屯地に恵美子が追いつきアポロは現地の影魔(第三世代?)の生態と、森の地形や環境の情報を、戦況が激化しかねない現状をそれぞれ伝え合う。使者を名乗る拓夢という少年と出会い、合同で森の様子を見守る。

15話 表パート 中心人物:心羽、アポロ、恵美子、拓夢
圧倒的な戦力差を前に為す術もなく打ちのめされる心羽。
森のざわめきを察知したアポロと拓夢が心羽の助けに入り、2人の活躍により心羽は遥香の救出に成功。一時撤退するが、遥香が囚われているひとが何人も居るのを見たと発言し、再びプレディエの森へ。

15話 ニーベルゲンパート 中心人物:リーン、???
恵美子から知らせが入り、心配になったリーンはアポロたちの所へ行こうとするが、その途中で黒フードと遭遇。フードは「これ以上邪魔しないで」という言葉と共に、金色の文字列を体に宿した影魔を召喚。これまでとは桁違いの強さにリーンも焦るが、重加速を駆使しなんとか撤退に追い込む。その際「未来を守りたいのは私たちも同じなのに」というフードの捨て台詞がリーンは気にかかっていた。

16話 中心人物:心羽、遥香、拓夢、恵美子、アポロ、リーン
囚われた人々の救出作戦を決行する5人。
心羽、拓夢、アポロは戦線に立ち、遥香と恵美子は3人の司令塔となって連携を取りながら戦う。途中でリーンも参戦し、数の劣勢を跳ね返すが、複数出現した第三世代の多様な能力に翻弄され、あと少しの所で囚われた人々に届かない。リーンも先ほどの戦闘で重加速を使用してしまい今は使えない。状況を判断した恵美子により撤退命令が出て引き返すことになるが、納得の行かなかった心羽は心の叫びを力に変え、羽の使者IIに昇華。飛翔の能力が大幅に強化され、影魔の頭上を滑空し囚われた人々の所へ単独でたどり着く。手で虚空を薙ぎ炎で影魔をかき分けながら囚われた人を抱えて救出する。

心羽はこの時、みんなを救うことが私の役目だと確信した。

17話 表パート 中心人物:心羽、リーン
恵美子は指示を撤回。リーンたちも協力して影魔たちを蹴散らし、心羽をサポートする。影魔たちは囚われた人々を森のさらに奥へと連れ去り、心羽は木々の合間を縫うように滑空して追いかける。
しかし、気付くと心羽はとある集落にいた。数え切れないほどの影魔たちがそこにはいた。ここの空気を吸った途端、不快な「なにか」に心羽の体は圧倒され、喘息を起こしたように息が苦しくなってその場にしゃがみこんでしまう。そこにいた影魔たちに為す術なく一方的に虐げられ、変身解除に追い込まれる。
そのピンチを救ったのはリーンだった。オーバーヒートを起こす限界ギリギリまで重加速を使用し、心羽と連れ去られた人を助け出した。
この時リーンは、多くを背負おうとしている心羽の様子に、漠然と胸の中に何かが閊えた思いを抱いた。

17話 裏パート 中心人物:遥香、拓夢、恵美子、アポロ、リーン
心羽が救出した人々を誘導しつつ、プレディエの森からの脱出をはかる5人。しかしリーンは影魔を追ってひとり最奥へと向かった心羽のことが心配になり、離脱。残った4人は会話の中で、囚われた人全員が「星空の祭典」の関係者であることを知る。
影魔は何かしらの理由があってこのイベントを阻止しようとしていたことが推察され、アレグロ楽団もそれに巻き込まれた形となったことが明らかに。相次ぐ失踪事件で祭典は中止になりかけていたが、その中にいた会長が名乗りをあげ、できる者だけでも開催することを表明。拓夢は未知の催物に興味津々。
(未確定)

18話 中心人物:心羽、遥香、拓夢、恵美子、アポロ、リーン
無事に全員を救出し終えた6人は影魔を追い払い、プレディエの森をあとにする。駐屯地に報告を済ませる恵美子、失踪していた楽団員たちと抱き合う心羽や遥香、3日間の監禁生活で心に傷を負った人たちに寄り添うアポロやリーン…そこには平和が戻りつつあった。心羽は自分たちで手に入れたその光景を見て達成感に満ち溢れいた。
生まれてから一度もお祭りに行ったことのない拓夢は、星空の祭典に行く方法を求めて心羽に相談する。心羽は当日迎えに来ると約束し、それぞれ解散していった。
(未確定)

19話 使者パート 中心人物:心羽、拓夢
昨晩、夜遅くまで戦闘が繰り広げられ、翌日は昼すぎまで寝ていた心羽。ハッと目が覚め、拓夢との約束を思い出すと、遅起きな心羽を心配する詩乃を後目に冷めた朝食を揮石で温めて食べ、屋上にあがる。心羽は羽の使者IIに変身し、その翼を大きく広げて飛び上がり、春の風を受けながら拓夢の元に飛んでいく。
拓夢の家に着くと、玄関前で拓夢が待っていた。心羽は拓夢を抱え、そのまま田畑を抜け建ち並ぶ家々の上を通り抜けて祭典の会場へ飛び去る。

19話 ニーベルゲンパート 中心人物:恵美子、アポロ、リーン
星空の祭典を影魔が邪魔しようとした訳とは…?数年に一度開かれるこの祭典における真の意味とは。その一部が恵美子による推測で語られる。
(未確定)

19話 裏パート 中心人物:遥香
アレグロ楽団もメンバーが揃ったことで星空の祭典に参加できるように。楽団員たちは舞台となる会場にて、飾り付けや最後の練習を行う。遥香含め、団員たちはまだ心羽が揃っていないことを心配していた。

20話 使者パート 中心人物:心羽、遥香、亮、碧、拓夢
休憩時間に入ったのを狙って亮と碧が遥香を訪ねる。3人は雑談混じりに昨日の出来事を伝えあう。その話題に合わせるかのように心羽と拓夢が到着。拓夢は容易く亮たち使者グループの輪に入っていった。
拓夢は亮、碧に案内されながら既に開かれた屋台の数々を巡り、心羽と遥香は舞台袖にてアレグロ音楽団と合流し、ステージにあがる…。

20話 ニーベルゲンパート 中心人物:アポロ、リーン
話を聞いた2人は祭典を影魔の脅威から守るため会場に護衛として向かう。しかし、結局影魔が邪魔することはなかった。
(未確定)