新型コロナウイルスに関係する内容の可能性があるメモです。
新型コロナウイルス感染症や対応するワクチンについては、必ず一次情報として厚生労働省やお住まいの自治体のWebサイトなど、公的機関で発表されている情報をご確認ください。

0 新型コロナウイルスの陽性が出た事でやった事と宿泊療養。#新型コロナウイルス #COVID‑19 #備忘録 #SNS拡散歓迎 みんなに公開

2022年4月6日に38.1℃の熱、倦怠感、咳がひどかったので対象となる医療機関にて抗原検査を行いました。結果は、新型コロナウイルスの『陽性反応』自分では信じがたい結果が待っていました。心配や不安が決してないわけではありませんが、この体験を「もし感染をしたらどうしたら良いのか? 何があるのか?」と不安に思っている方のために備忘録としてを記しておきます。

最初に、自分は長文を書き記すのが苦手なので読みにくい部分があるかもしれませんが、そこはご了承ください。

よくテレビなどでも言われている新型コロナの症状ですが、本当にインフルエンザや扁桃炎の症状とほとんど変わりません。検査をしないとマジでわからないんだ…というのが正直な感想です。しかし、「コロナは”ただの風邪”だと言っている人はアホだ」という話はしっかり出来ます。

まずお伝えしておきたいことは、私は3回目のワクチン接種後、1週間ぐらいのタイミングで感染しました。ワクチンを接種したのにどうして…と思うところもありますが、”重症化を防ぐことができた”のはワクチンを打っていたからではないかなと思います。あくまで可能性ですが…

説明をする前に個人的なメッセージをここで伝えておきます。新型コロナウイルスは、感染を拡大させる能力がかなり高いです。他者を巻き込む可能性は大きく、ほぼ確実に広げてしまうと考えて良いでしょう。この時点で「コロナは”ただの風邪”とほざくのは”アホ”」という理由がわかりますよね。現状ですが、私の体温は36.4℃~37.1℃を行ったり来たりをしています。なかなかしぶといです。
では、ここでわたしの経験と感染したときの手順を書き記しておきます。

1. 発熱患者に対応可能な診療・検査医療機関の一覧で抗原検査とPCR検査が行える病院や診療所を探す

保健所に問い合わせた場合「まずは検査、診察が行える病院や診療所に行ってください」と伝えられます。つまり『検査ができる病院にまずは行け』という事です。新型コロナウイルスと思わしき熱が出た場合は、各都道府県が公開している医療機関の一覧を確認してください。その中から対応している医療機関に連絡をし、検査の予約をしてください。病院や診療所によって検査のみの場合もありますので、基本的には診察も受け付けている所を探すのが理想的です。

■ 茨城県の場合(地元なので...)
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/kiki/shinryokensa.html

■ 東京都の場合
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/soudan/hatsunetsugairai.html

2. 病院や診療所の案内に従って手続きをする

予約連絡をすると、病院や診療所での受付方法が案内されます。ほとんどの場合、極力多人数と接触しない事を考慮した案内がされることでしょう。ちなみに私は「メールにて保険証の写真を送信」「Webフォームから氏名、症状の出始め、体温などを伝える」という流れでした。この手続き方法ですが、各医療機関によって対応が異なると思います。隔離した状態で受付を行うことが多いはずですので、連絡の際に言われた指示に従ってください。

3. 検査と診察

受付を行った病院、診療所にて「抗原検査」を行います。抗原検査はおよそ10分ほどですぐに結果がわかるものになります。インフルエンザの検査でも行う鼻の奥に細い綿棒を入れて採取するあの検査です。ここで陽性反応が出た場合は、「新型コロナウイルスの感染確定」と診断されます。また熱があるが陽性が出ない場合は、精密検査となる「PCR検査」で細部を検査することになります。PCR検査は業者へ検体(唾液)を渡す為、結果が出るまでに少し時間がかかります。結果が出るまでの待機の仕方については、各診療機関や保健所の指示に従ってください。
その他に診察では現在の状態を伝えると、それに合わせた処方箋を発行してくれます。
どうやら、新型コロナ感染時は処方される薬が無料となるようです。(未確定情報なので、確認をしてください)

もし新型コロナウイルスの感染が確定をしてしまった人は、ここで落ち込まないでください。あなたが感染をしてしまった事に罪はありません。あなたではなく新型コロナウイルスが悪いのです。深呼吸をして落ち着いたら次の手順に進みましょう。

4. 保健所から電話が来たら質問に答えたり宿泊療養(ホテル療養)を希望するならばそれを伝える

陽性反応が出た後、検査を行った病院や診療所が保健所に『新型コロナ感染者の対応手続き』を行ってくれます。
手続き完了後、保健所から電話が来ますので質問をされた事をしっかりと伝えてください。もし宿泊療養を希望する場合は、その件も伝えると宿泊先の手続きを保健所が行ってくれます。ただ療養を行う宿泊先が埋まっている事もあり、手続きは翌日になる場合が多いようです。

5. 厚生労働省からSMSかメールが届く

保健所からの電話が完了して数時間後に厚生労働省から「COCOA」に陽性情報を登録する内容のSMSかメールが届きます。文章内のURLを開くと陽性になった情報が登録できます。メッセージかメールの送付後24時間が有効期限になっています。リマインダーで最大4回まで届くようになっているので、感染の拡大を防ぐ為にもアプリのインストールと陽性情報の登録をしておきましょう。(COCOAはBluetoothと位置情報を使うのでオフにするのは控えた方が良いでしょう)

■ App Store
https://apps.apple.com/jp/app/id1516764458

■ Google Play ストア
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.mhlw.covid19radar

6. 保健所から宿泊療養についての電話が来る

宿泊療養を行う宿泊先の情報とチェックインの日時の連絡が電話で来ます。それと同時に「宿泊療養をする宿泊先の誓約書と同意書」「厚生労働省が提供している健康管理システムMy HER-SYSの登録についての案内」について記されたPDFがメールで届きます。メールの内容に従って同意をしてください。(不明な点があった場合は保健所に連絡をしましょう)

原則、部屋の出入りは禁止です。喫煙と飲酒も厳禁です。

私の経験上、宿泊療養で用意をした方が良い物があったのでまとめておきます。個人的に用意した方が良い物も含めています。

【宿泊療養で準備をしておいた方が良い物】

  • 連絡などを行う為のスマホ (必須)
  • 充電器 (必須)
  • 保険証とおくすり手帳 (必須)
  • 処方をされている薬 (必須)
  • 多めの着替えとタオル (洗濯は浴室になる為)
  • 小腹が空いたとき用の軽食 (カップ麺や甘い物など)
  • お茶などの飲料
  • 洗面用具
  • 暇を潰す物 (ノートPCやスマホ、タブレット、携帯ゲーム機、本など)
  • CPAP (レンタルまたは購入している場合)
  • 電源タップ
  • 大きめのポリ袋 (衣類とタオルを入れる為)
  • 換えのマスク
  • 郵便局の不在票 (番外編を参照)

「暇を潰す物」は後述で重要になってくるかもしれません。一応頭に入れておいてください。

7. My HER-SYS(厚労省コロナ感染者等 状況把握・管理システム)のアカウントを登録しておく

宿泊療養時は、他者と接触をしない形で健康状態を伝える為に「My HER-SYS」という健康管理システムを使用します。メールに添付されていたPDFにMy HER-SYSのアカウント登録の仕方を説明している物がありますので、それに従ってアカウントを登録しておきましょう。アカウント登録時に『6桁ID』という項目がありますが、これは別のPDFに記されている『スマホ入力ID』という番号になります。わかりづらいので気を付けましょう。
宿泊療養中にMy HER-SYSで1日に4回 (7:00、11:30、17:00、21:00)に健康状態を入力と送信をします。

■ My HER-SYS 厚労省コロナ感染者等状況把握・管理システム
https://www.cov19.mhlw.go.jp/Portal

8. チェックインをする

宿泊療養を行う宿泊施設へチェックインを行います。宿泊療養を行っている宿泊施設は「隔離施設のような状態」になっています。宿泊施設のスタッフの案内に従い、ルームキーやシーツ、タオル等を受け取ってください。宿泊療養を行う部屋へ入室後、宿泊先のスタッフと常駐をしている看護師が尋ねて来ますので説明を訊きましょう。その時に、前の項目で言った「My HER-SYS」の案内もされます。宿泊療養を行う部屋に「体温計」と「パルスオキシメーター」があるので計っておきましょう。

9. 宿泊療養でひたすらに部屋で過ごす

宿泊療養は、原則として”部屋からは出てはいけません”。つまり部屋に籠もり続ける事になります。室内でやれる事に限りがあり、部屋にずっといる事が苦痛となるかもしれません。そうならないように、前の項目で記した「暇を潰す物」を用意した方が良いのです。
再びここでお伝えしますが、「あなたが感染をしてしまった事に罪はありません。あなたではなく新型コロナウイルスが悪いのです」精神的に落ち着けない状態になるのは多くの方に起こり得る正常な反応です。この反応は、身体が回復することで自然に回復するのが殆どと言われています。なので、焦らず落ち着いた行動を心がけていきましょう。
とはいっても、焦ってしまうことも多いと思いますので、精神を落ち着かせるにはどうしたらいいのかを記しておきます。ぜひ参考にされてみてください。

  • 人とのつながりを保ちましょう。電話、メール、SNS、オンラインミーティング等で家族や友人と話をしましょう。顔が見えるビデオ通話も落ち着く為オススメです。
  • 日常生活のリズムはなるべく保ちましょう。日中に窓辺で日光浴をするのも良いでしょう。
  • 無理をしない程度でストレッチやリラクゼーションを行いましょう。
  • 新型コロナウイルスに関する情報やニュースに関する情報は減らしましょう。また、情報は信頼できるものに限定をしましょう。
  • もしも大切な人が同じ状況になったらどんな言葉をかけるべきか考えてみましょう。その言葉を自分にかけてあげましょう。
  • つらい気持ちは「誰かに話す」「相談をする」で和らぐ事があります。独りで抱え込まずに「精神保健福祉センター」「厚生労働省のまもろうよ こころ」に問い合わせてみてください。

■ 精神保健福祉センターの一覧
https://www.zmhwc.jp/centerlist.html

■ まもろうよ こころ (厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro

10. 宿泊療養を受け付けている宿泊施設について

宿泊療養を受け付けている宿泊施設は、通常の宿泊施設として営業をしていない状態です。駐車場の誘導をやっている警備員位しか人と接触する事はなく、インターホン越しでのやり取りと棚で品を受け取りなど「感染者が接触をしない手段でやり取り」をします。
室内は完全に宿泊施設ではなく隔離施設のような状態になっているので少し驚くかもしれません。食事は朝食、昼食、夕食に仕出しの弁当が支給されます。「宿泊療養先によって弁当のクオリティに差がある」ようなので注意はしておきたいところです。(そこを考慮してカップ麺の類は用意を推奨)
宿泊療養には看護師が常駐しており、体調に異変が起きた場合でも迅速な対応を受ける事ができたりします。例えば、病院から処方された薬が切れた場合も対応してくれます。

11. 宿泊療養時の一日の流れについて

6:00 起床

7:00 検温・SPO2・脈拍測定、My HER-SYSで報告

8:00 朝食

9:00~ 体調確認の電話

11:30 検温・SPO2・脈拍測定、My HER-SYSで報告

12:00 昼食

13:00~ 体調確認の電話

17:00 検温・SPO2・脈拍測定、My HER-SYSで報告

18:00 夕食

19:00~ 体調確認の電話

21:00 検温・SPO2・脈拍測定、My HER-SYSで報告

という流れでした。宿泊療養先によって内容は異なる可能性があります。

番外編: 郵便局の再配達の手続き

不在票が届いており、宿泊療養の日数と保管期限が合わない事で郵便物を受け取る事ができないというアクシデントに遭遇してしまいました。
不在票を宿泊療養施設に持ってきているならば、大丈夫です。焦ることはありません。
まずは、コールセンターに電話をしましょう。「0570-943-631」に電話をかけてください。受付時間は8:00~18:00までになります。自動音声案内の指示に従い操作を行った後にオペレーターに繋がります。オペレーターに「宿泊療養を行っているので保管期限に間に合わない」と伝えましょう。オペレーター側が保管期限の日数を更に最大まで延ばすように手続きを行ってくれるはずです。その際にお問い合わせ番号が必要になります。

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