【カイルス】 version 24
【カイルス】
ヴェレクト所属のゴーレム。少し先の現象を先読みして行動することがあり、その際は一見不可解な言動を見せる。その発言は一介のゴーレムが知り得る域を超えている。また自分の所属についても「仮住まい」「たまたま決まった」程度の話としており、その出自は一切不明。
正体
自身をこの物語におけるゲームプレイヤーとする存在。故にルクスカーデンやヴェレクトといったA世界はもちろん、これらと似た世界やその他の多くの世界(O世界)を見て、渡り歩いてきた。また、訪れる世界ごとに異なる姿や役割を自身に付与することもできる。これによってカイルスは、自身の存在をヴェレクトのゴーレムとしてA世界にダウンロードさせた。
一方でカイルスはこれらの世界から解脱することができず、各世界でゲームオーバー(その世界での死)を迎えた際には、また他の並行世界へその存在が移動する。そのため、その目的は主に二つ。1.並行世界への行き来の鍵となるアイギスを手にすること、2.ゲームクリアすること(そのための条件は一切不明)。これらを満たすこと。これらによって、終わりない輪廻に変化がもたらされることにかけているのである。
その背景には、どこかで忘れてしまった「自身の存在の謎」を解き、自身の原初の存在があったX世界に戻れなくなった原因を知ることへの妄執がある。
武装・能力
右腕に装備している巨大な機械腕に、彼が旅してきた様々な世界で得た数々の能力を内包させている。その主武装としては、この機械腕を巨大な槍状に変化させ、様々な機能を付与した通称”コンポジットアーム”である。このアームは、槍としての刺突はもちろん、先端部からは矢じりを結んだロープが伸び、またこの矢じりに内蔵された射出口からはマシンガンとしての機能が備わっている。肘に当たる突起からは余剰エネルギーを排出して推力を得ることでその攻撃スピードを強化、更には飛行することも可能。またその巨大な装甲は広く展開されており、盾としての運用も可能。これらの機能に、それまでの戦闘で得てきた種々の属性を付与させ、常に敵に対してのアドバンテージを有した立ち回りを可能としているのが、カイルスの戦闘スタイルといえる。その他、遠隔起動式の罠を設置するアームや、電子戦専用アーム、更には自他の治療に用いる精密動作を司るアームも存在しており、その万能性をうかがわせる。
主にはこうした腕を中心に戦う戦闘スタイルを用いるが、それを除いても純粋に戦闘能力が高く、万一この腕が損傷した場合でも、(多様な能力を読み込む速度こそ落ちるものの)各能力・属性等を用いた戦闘は可能である。 主にはこうした腕を中心に戦う戦闘スタイルを用いるが、それを除いても純粋に戦闘能力が高く、万一この腕が損傷した場合でも、(多様な能力を読み込む速度こそ落ちるものの)各能力・属性等を用いた戦闘は可能である。また、この各能力というのは、それまでカイルスが戦ってきた敵の一人ひとりが有していたものである。彼はこれを”採取”し、自身の腕や能力同士を掛け合わせるなどして戦ってきた。
ヴェレクト所属のゴーレム。少し先の現象を先読みして行動することがあり、その際は一見不可解な言動を見せる。その発言は一介のゴーレムが知り得る域を超えている。また自分の所属についても「仮住まい」「たまたま決まった」程度の話としており、その出自は一切不明。
正体
自身をこの物語におけるゲームプレイヤーとする存在。故にルクスカーデンやヴェレクトといったA世界はもちろん、これらと似た世界やその他の多くの世界(O世界)を見て、渡り歩いてきた。また、訪れる世界ごとに異なる姿や役割を自身に付与することもできる。これによってカイルスは、自身の存在をヴェレクトのゴーレムとしてA世界にダウンロードさせた。
一方でカイルスはこれらの世界から解脱することができず、各世界でゲームオーバー(その世界での死)を迎えた際には、また他の並行世界へその存在が移動する。そのため、その目的は主に二つ。1.並行世界への行き来の鍵となるアイギスを手にすること、2.ゲームクリアすること(そのための条件は一切不明)。これらを満たすこと。これらによって、終わりない輪廻に変化がもたらされることにかけているのである。
その背景には、どこかで忘れてしまった「自身の存在の謎」を解き、自身の原初の存在があったX世界に戻れなくなった原因を知ることへの妄執がある。
武装・能力
右腕に装備している巨大な機械腕に、彼が旅してきた様々な世界で得た数々の能力を内包させている。その主武装としては、この機械腕を巨大な槍状に変化させ、様々な機能を付与した通称”コンポジットアーム”である。このアームは、槍としての刺突はもちろん、先端部からは矢じりを結んだロープが伸び、またこの矢じりに内蔵された射出口からはマシンガンとしての機能が備わっている。肘に当たる突起からは余剰エネルギーを排出して推力を得ることでその攻撃スピードを強化、更には飛行することも可能。またその巨大な装甲は広く展開されており、盾としての運用も可能。これらの機能に、それまでの戦闘で得てきた種々の属性を付与させ、常に敵に対してのアドバンテージを有した立ち回りを可能としているのが、カイルスの戦闘スタイルといえる。その他、遠隔起動式の罠を設置するアームや、電子戦専用アーム、更には自他の治療に用いる精密動作を司るアームも存在しており、その万能性をうかがわせる。
主にはこうした腕を中心に戦う戦闘スタイルを用いるが、それを除いても純粋に戦闘能力が高く、万一この腕が損傷した場合でも、(多様な能力を読み込む速度こそ落ちるものの)各能力・属性等を用いた戦闘は可能である。また、この各能力というのは、それまでカイルスが戦ってきた敵の一人ひとりが有していたものである。彼はこれを”採取”し、自身の腕や能力同士を掛け合わせるなどして戦ってきた。