もうひとりのヴェレクト王国のゴーレム。フォセイドと違って戦闘に特化し、圧倒的な力で敵を殲滅させる役目が与えられている。
が、その役目は表向きのものである。ヴェレクトのゴーレム開発者のうちの一人が、ノルンの地を犯したルクスカーデンとヴェレクトの大罪と、愚劣な争いの繰り返しに怒り、ノルンと接触。彼らの技術を用いて、ネヴュラディスクに自身の魂を転写し、彼らの能力によって義体を与えられた、いうなればノルン製のゴーレム。
　その目的は、多様な世界線の合一により、崩壊に向かう世界のバランスの調律。そのためにノルンの能力である予知夢を有し、世界のバランスを壊しかねない異分子、未来を変える可能性を持った特異点(仮称)を管理、必要によってはその圧倒的戦力を以て抹殺する。
　目的の遂行に当たり、自身のヴェレクト所属のゴーレムとしたのは、自身の作ったゴーレムが現在の事態を引き起こしてしまった一因となったことに対する贖罪から、彼らを統率する存在となり、「正しいこと」のためにその力を運用する下地を作ることを考えたためである。そのためのデータベースの改ざんや、制作経緯の事実の操作を行ったのは、自身がかつて制作したフォセイドである。
　その目的は、争いの火種となる存在の抹消。

一方でその目的に有効な能力であるノルンの予知夢を、あくまで”与えられるだけの未来のヴィジョン”として拒む側面を持つ。

　目的の遂行に当たり、自身のヴェレクト所属のゴーレムとしたのは、自身の作ったゴーレムが現在の事態を引き起こしてしまった一因となったことに対する贖罪から、彼らを統率する存在となり、

のためにその力を運用する下地を作ることを考えたためである。そのためのデータベースの改ざんや、制作経緯の事実の操作を行ったのは、自身がかつて制作したフォセイドである。





・能力
フォセイド同様に人間の価値観が埋め込まれてあり、人並みの感情を有する。
戦争での優位性と敵国への牽制のために最強の戦闘力が与えられている。