モルの手記.1 version 1

2023/01/09 05:56 by sagitta_luminis sagitta_luminis
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モルの手記.1
まだ夜も更けぬ深夜2時。
ふと目を覚ました健人は、近くのサイドテーブルにもそもそと手を伸ばしディスプレイをつけて時刻を確認する。
2:16。なんでまたこんな時間に目が覚めたんだ……
目をこすりながら邪魔なゲームの通知を次々と横にスワイプしていくと、SNSの見慣れない通知が健人の目にとまった。
『あなた 誰』

送信者の部分は空欄になっている。健人は若干の不気味さを感じながらも、寝起きのぼんやりとした思考でメッセージを返信する。
『お前こそ誰だよ』

送信ボタンを押した次の瞬間、健人は目を覚ます。
なんだ、夢か…
近くのサイドテーブルに手を伸ばし、スマホを立ち上げる。
7:05。先ほどのメッセージは見当たらない。少しほっとしつつも、脳の片隅で少し気になりながら健人は朝の支度を始めた。      

まだ夜も更けぬ深夜2時。
ふと目を覚ました健人は、近くのサイドテーブルにもそもそと手を伸ばしディスプレイをつけて時刻を確認する。
2:16。なんでまたこんな時間に目が覚めたんだ……
目をこすりながら邪魔なゲームの通知を次々と横にスワイプしていくと、SNSの見慣れない通知が健人の目にとまった。
『あなた 誰』

送信者の部分は空欄になっている。健人は若干の不気味さを感じながらも、寝起きのぼんやりとした思考でメッセージを返信する。
『お前こそ誰だよ』

送信ボタンを押した次の瞬間、健人は目を覚ます。
なんだ、夢か…
近くのサイドテーブルに手を伸ばし、スマホを立ち上げる。
7:05。先ほどのメッセージは見当たらない。少しほっとしつつも、脳の片隅で少し気になりながら健人は朝の支度を始めた。