タイタンフォール 二次創作 version 1

2022/07/19 08:15 by osakana-ayutaro osakana-ayutaro
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タイタンフォール 二次創作
情報屋

フロンティアのとある惑星のある村
活気あふれる集落、ミリシア軍の保護下にあり多分だが豊かな方だろう
まぁ、端の方だから戦闘もほぼ起きない…はず

そんなことを考えていると、集落の入り口が騒がしい、なにかあったんだろうか
「なにかありましたか?」そう声をかけてみる、どうやら言い争っているようだ。
すると一人の村人が説明してくれた「あぁ!ミナゴさん丁度いいところに!IMCの兵士が!」IMCが?!「本当か?!」嘘だろここはミリシア軍が守ってるはずだろ?普通は言い争いじゃすまなだろ!
「おい!IMCがいると聞いた!どこだ!」なんでこんなことになるんだよ!!一般人にまぎれてこれないのかお宅は!!「おいおいおい、待ってくれよ!確かに俺たちはIMCだが戦う気はない!」と弁明してる。せめて装備くらい置いてこいよ… はぁ… 「集落警備隊隊長のミナゴだ!IMC兵、もし戦闘する気がないなら来い!」「あ、あぁ…わかった…」取り敢えず連行させる、兵士は大人しくついてくるみたいだ
こんなことは初めてだなぁ、
数分ほどして____
「ここだ」ここは集落の中心……とは行かないが塔がある建物だ前は教会として機能していたらしく今でもなにかと人が祈りとかする場所になっている
さて、この兵士どうするか…ミリシアに突き出すか?でもなぁ戦う気は本当に無いようだ
この場はミリシア下の集落、小隊くらいでは敵うまい
要件だけでも聞くことにしよう…
歩兵は落ち着きがない用に見えるがそらそうよな「よし、IMC歩兵よ、何をしにここに来たのかをおしえてくれるか?」話してくれるか…?
「あ…あ…誰にも言わないでくれよ?」
「ならもっと場を変えよう、こっちだ」
連れて行くのは地下兼自分の仕事場、ここなら誰にも聞かれない
「さあ、話せ」
「ここに…じょ、情報屋がいると聞いた…!」
「情報屋…か」
「す、すまない!忘れてくれ!」
ふん……この人いい人なのでは?とてもじゃないが悪い考えを持っているようには思えない
「情報屋…言ってしまえば俺だ、なにゆえに?」
「IMCに帰るためだ…」
帰るため?任務でここに来ているのじゃないのか?
「俺たちはIMCの偵察隊の一部だ…この惑星の偵察中にミリシアに襲撃されて残留艦隊兵に早変わりだ」
「それで?」
「偵察データを持ち帰りたいが…帰りたいならミリシア軍の情報をもってこいと…」と理由を話してくれた
嘘をついているようには見えない、報酬次第かな
「見返り…報酬は」
「報酬……俺たちが乗ってきた艦の一つとそこに積んである物資でどうでしょう」
そこまでして帰りたいか?!逆にその物資をミリシアに取引すればいいんじゃね?
「よし乗った!」
さあ…どんな情報がほしい…?ただの残留艦隊兵と思って舐めていたがやっぱり相手側が損するような条件……そこまでして帰りたいのかな…
「ミリシア軍の…作戦情報を…」と言いにくそうに言った
そうだよな、軍の情報といったらそこから始まるよな
取引はここから面白いところだからな
「それだけか?」
「いや…」
言葉が詰まっているな…
うーん…
「まあいいか、4日後にこの惑星から一番近いIMC占領下の惑星にミリシア軍が攻める、」ここは中継拠点となるがそれは言えない、他に言えることは…
「後は…SRS特攻兵団が出向く、この情報で帰れないか?」
「あ…あぁ!多分!」
IMCの歩兵は笑顔で言った、帰還できるという希望か
「帰れるといいな、情報屋は人を選ばない」
「感謝する!情報屋さん!帰還できたら連絡飛ばしたいくらいに!」
ここまで感謝されたことはないな、やっぱり帰りたいのだろう
取り敢えずこの歩兵を艦まで連れて行かないとまた問題がありそうだな
教会の外見からは思えない地下室から外へ移動する
教会から出るとそこには俺には見慣れた風景、本当に宇宙進出して戦争してる時代とは思えない石造りだったり木製だったり、それでも活気がある、いい場所だ
IMC側の発展した場所はすごいハイテクらしいから一回見てみたい
集落の入り口に行くと、まぁそうだよないるよな
ミリシア兵
「そこのIMC兵止まれ!なにをしにここへ来た!場合によったら排除する!」
ミリシア兵が声を上げている
「俺たちは帰りたいだけだ!」
「ここの場所を知られるわけにはいかない!!これより排除する!」
ミリシア兵が銃を構える
「ま、待て!帰るくらいいいじゃないか!お前たちミリシアも帰る場所あるだろ!」
ミリシア兵が引き金に指をかける、どう切り抜けるか…
「落ち着けミリシア、艦一つと物資を引き換えに帰還の取引をした」
「ほう…悪くない、ならミナゴ、引き渡される艦を選べ」
これはチャンスになるな…艦の中でIMCに情報を流して帰ってもらう
ええやん
「わかった」

IMCの艦に乗る、中は思っていたものと違ったな、残留艦隊ときいて荒れてると思ったが普通だな、うん
ここだけかもしれないけどな
「ここなら通信できるだろう」
「なにからなにまで感謝する」
この艦には食料品が多く装備も結構潤沢で…人手不足かタイタンもスペクターもストーカーも作業している。この艦をもらうのが妥当だろう
「通信が終わった、俺たちはこれで帰還できる」
「そうか、ならこの艦をもらおう」
「やっぱそうなるよな」少し笑みを浮かべている
「じゃぁまたどこか出会えたら会おう」続けてそう言うと外へ出ていった
最初はびっくりしたがこれはこれでwin-winだからいいよな…
残留艦隊兵は帰還できてミリシアは戦力が手に入る。
うん、何も問題無いな
自分も外へ出ると譲り受けた艦以外が案外すぐ飛び立とうとしている
「あー…なんか疲れたな…」
無線から音がする
『__IMC残留艦隊、これより帰還する。またな情報屋』
「!?  いつから!?」
『__偵察艦隊を舐めてもらっちゃ困るぞ』
無線の傍受は偵察の基本か…
『__おい、何をしている…?』
焦っている声だ、まるで危険が迫っているような
「IMC兵、どうした…?」
『待て…全艦、フレア!!』
無線からの声と同時に、飛び立っていた艦隊から閃光が複数投下される
すると集落のはずれから対空ミサイルらしきものが飛び立ち、落ちる
『__ジャンプ用意!3...2...1...マーク!!……マーク!』
艦がジャンプしない…?まさか…!
『__なあ情報屋、艦隊…どうなってる…?』
それぞれの艦のエンジン部分から煙を上げて滞空している
それには絶対に逃さないというミリシアの思いが感じられる
「エンジン部分が…損傷している…」
『そうか……そうか…俺の話を聞いてくれないか?』
急にこんな話してくるのか
「問題ないが…いいのか?」
IMC兵は話し始める
『__あんた、パイロットだろ?部屋に装備があった。でもあんたはミリシア軍に加担していない…ここに来て良かったと思うよ。俺はな、帰れないって分かってたんだ…捨て駒だって…でも最後までIMC兵でいたいんだ。 情報屋…もう一つ依頼してもいいか?……』
集落のはずれから砲撃音ともに上空へとミサイルが舞い上がる
『__中立区域ができたという情報、お代は俺たちの命だ…』
正気の沙汰じゃない…!
「おい、待て…」
『死ぬ前に勝敗は気になるが、贔屓も忖度もいらない。前に中立区域が…覚えていますか? 金のためならなんだってする忌まわしき傭兵、あれにやられたんですよ…あなたはパイロットを引退して…なんというか、丸くなったようですが私は変わらずIMC兵です。』
そういうとミサイルが着弾して墜落寸前の一つの艦からは数多のタイタンが雪崩出てきた。集落には警報がなされ住人たちはシェルターへと避難してミリシア兵が集まってくる
「安心しろ!我々ミリシア軍が哀れなIMCに鉄槌を下してやる!」
『__もちろん渡した艦はあなたの物です、攻撃するつもりはない』
「対空砲、発射!」ミリシアの攻撃も次々に準備が整い撃墜しようとしている
「待てミリシア!取引があったって言っただろう!」
『__正義の反対は悪だと思いますか?違う、正義の反対は正義、これを知らないやつが多すぎます…』
IMC兵が乗っている艦は今にも落ちそうで、俺と通信している場合ではないはず
なのになんで…
『__そろそろこの艦も限界です…私は最後までIMC 兵でいれたでしょうか』
さっきからこいつは何を言ってるんだ
タメ語だったのに突然敬語になったり、本来なら敵と見られる奴と会話するし
危機的状況で頭がおかしくなったか…?
でも、この状況で敵に立ち向かうのは兵士としてみるなら立派だろうし…
それっぽく言うには…
「ああ…お前は立派な兵士だ、名前を聞いても?」
『__そう…ですよね…そういってもらえて嬉しいです…!隊長!  私の…名前は_____』
大きな轟音とともに青かった空が赤く染まる
無線からは雑音
しばらくして降り注ぐ金属片
それは、名もなき兵士の死を告げていた

襲い来るタイタンはミリシア軍が対処したらしく
ミリシア軍からは歓喜の声

あいつは俺のことを「隊長」と呼んでいた…
そうか…!?
結構な時間ここにいて忘れていた
あいつは俺のIMC時代の部下だった奴か
俺の部隊は全滅したはずじゃ…?
生き残り…?ドロップシップのパイロットか…

クソッ!あいつは最後まで戦ったのに…俺は、辺境の地で暮らしてるだけなのに
最後に隊長と…部下に情けをかけられていいはずがない
任務を遂行するためならなんだってしたパイロットが呑気に生活をおくっていていいはずがない
俺は…俺は…

パイロットだ      

情報屋

フロンティアのとある惑星のある村
活気あふれる集落、ミリシア軍の保護下にあり多分だが豊かな方だろう
まぁ、端の方だから戦闘もほぼ起きない…はず

そんなことを考えていると、集落の入り口が騒がしい、なにかあったんだろうか
「なにかありましたか?」そう声をかけてみる、どうやら言い争っているようだ。
すると一人の村人が説明してくれた「あぁ!ミナゴさん丁度いいところに!IMCの兵士が!」IMCが?!「本当か?!」嘘だろここはミリシア軍が守ってるはずだろ?普通は言い争いじゃすまなだろ!
「おい!IMCがいると聞いた!どこだ!」なんでこんなことになるんだよ!!一般人にまぎれてこれないのかお宅は!!「おいおいおい、待ってくれよ!確かに俺たちはIMCだが戦う気はない!」と弁明してる。せめて装備くらい置いてこいよ… はぁ… 「集落警備隊隊長のミナゴだ!IMC兵、もし戦闘する気がないなら来い!」「あ、あぁ…わかった…」取り敢えず連行させる、兵士は大人しくついてくるみたいだ
こんなことは初めてだなぁ、
数分ほどして____
「ここだ」ここは集落の中心……とは行かないが塔がある建物だ前は教会として機能していたらしく今でもなにかと人が祈りとかする場所になっている
さて、この兵士どうするか…ミリシアに突き出すか?でもなぁ戦う気は本当に無いようだ
この場はミリシア下の集落、小隊くらいでは敵うまい
要件だけでも聞くことにしよう…
歩兵は落ち着きがない用に見えるがそらそうよな「よし、IMC歩兵よ、何をしにここに来たのかをおしえてくれるか?」話してくれるか…?
「あ…あ…誰にも言わないでくれよ?」
「ならもっと場を変えよう、こっちだ」
連れて行くのは地下兼自分の仕事場、ここなら誰にも聞かれない
「さあ、話せ」
「ここに…じょ、情報屋がいると聞いた…!」
「情報屋…か」
「す、すまない!忘れてくれ!」
ふん……この人いい人なのでは?とてもじゃないが悪い考えを持っているようには思えない
「情報屋…言ってしまえば俺だ、なにゆえに?」
「IMCに帰るためだ…」
帰るため?任務でここに来ているのじゃないのか?
「俺たちはIMCの偵察隊の一部だ…この惑星の偵察中にミリシアに襲撃されて残留艦隊兵に早変わりだ」
「それで?」
「偵察データを持ち帰りたいが…帰りたいならミリシア軍の情報をもってこいと…」と理由を話してくれた
嘘をついているようには見えない、報酬次第かな
「見返り…報酬は」
「報酬……俺たちが乗ってきた艦の一つとそこに積んである物資でどうでしょう」
そこまでして帰りたいか?!逆にその物資をミリシアに取引すればいいんじゃね?
「よし乗った!」
さあ…どんな情報がほしい…?ただの残留艦隊兵と思って舐めていたがやっぱり相手側が損するような条件……そこまでして帰りたいのかな…
「ミリシア軍の…作戦情報を…」と言いにくそうに言った
そうだよな、軍の情報といったらそこから始まるよな
取引はここから面白いところだからな
「それだけか?」
「いや…」
言葉が詰まっているな…
うーん…
「まあいいか、4日後にこの惑星から一番近いIMC占領下の惑星にミリシア軍が攻める、」ここは中継拠点となるがそれは言えない、他に言えることは…
「後は…SRS特攻兵団が出向く、この情報で帰れないか?」
「あ…あぁ!多分!」
IMCの歩兵は笑顔で言った、帰還できるという希望か
「帰れるといいな、情報屋は人を選ばない」
「感謝する!情報屋さん!帰還できたら連絡飛ばしたいくらいに!」
ここまで感謝されたことはないな、やっぱり帰りたいのだろう
取り敢えずこの歩兵を艦まで連れて行かないとまた問題がありそうだな
教会の外見からは思えない地下室から外へ移動する
教会から出るとそこには俺には見慣れた風景、本当に宇宙進出して戦争してる時代とは思えない石造りだったり木製だったり、それでも活気がある、いい場所だ
IMC側の発展した場所はすごいハイテクらしいから一回見てみたい
集落の入り口に行くと、まぁそうだよないるよな
ミリシア兵
「そこのIMC兵止まれ!なにをしにここへ来た!場合によったら排除する!」
ミリシア兵が声を上げている
「俺たちは帰りたいだけだ!」
「ここの場所を知られるわけにはいかない!!これより排除する!」
ミリシア兵が銃を構える
「ま、待て!帰るくらいいいじゃないか!お前たちミリシアも帰る場所あるだろ!」
ミリシア兵が引き金に指をかける、どう切り抜けるか…
「落ち着けミリシア、艦一つと物資を引き換えに帰還の取引をした」
「ほう…悪くない、ならミナゴ、引き渡される艦を選べ」
これはチャンスになるな…艦の中でIMCに情報を流して帰ってもらう
ええやん
「わかった」

IMCの艦に乗る、中は思っていたものと違ったな、残留艦隊ときいて荒れてると思ったが普通だな、うん
ここだけかもしれないけどな
「ここなら通信できるだろう」
「なにからなにまで感謝する」
この艦には食料品が多く装備も結構潤沢で…人手不足かタイタンもスペクターもストーカーも作業している。この艦をもらうのが妥当だろう
「通信が終わった、俺たちはこれで帰還できる」
「そうか、ならこの艦をもらおう」
「やっぱそうなるよな」少し笑みを浮かべている
「じゃぁまたどこか出会えたら会おう」続けてそう言うと外へ出ていった
最初はびっくりしたがこれはこれでwin-winだからいいよな…
残留艦隊兵は帰還できてミリシアは戦力が手に入る。
うん、何も問題無いな
自分も外へ出ると譲り受けた艦以外が案外すぐ飛び立とうとしている
「あー…なんか疲れたな…」
無線から音がする
『__IMC残留艦隊、これより帰還する。またな情報屋』
「!?  いつから!?」
『__偵察艦隊を舐めてもらっちゃ困るぞ』
無線の傍受は偵察の基本か…
『__おい、何をしている…?』
焦っている声だ、まるで危険が迫っているような
「IMC兵、どうした…?」
『待て…全艦、フレア!!』
無線からの声と同時に、飛び立っていた艦隊から閃光が複数投下される
すると集落のはずれから対空ミサイルらしきものが飛び立ち、落ちる
『__ジャンプ用意!3...2...1...マーク!!……マーク!』
艦がジャンプしない…?まさか…!
『__なあ情報屋、艦隊…どうなってる…?』
それぞれの艦のエンジン部分から煙を上げて滞空している
それには絶対に逃さないというミリシアの思いが感じられる
「エンジン部分が…損傷している…」
『そうか……そうか…俺の話を聞いてくれないか?』
急にこんな話してくるのか
「問題ないが…いいのか?」
IMC兵は話し始める
『__あんた、パイロットだろ?部屋に装備があった。でもあんたはミリシア軍に加担していない…ここに来て良かったと思うよ。俺はな、帰れないって分かってたんだ…捨て駒だって…でも最後までIMC兵でいたいんだ。 情報屋…もう一つ依頼してもいいか?……』
集落のはずれから砲撃音ともに上空へとミサイルが舞い上がる
『__中立区域ができたという情報、お代は俺たちの命だ…』
正気の沙汰じゃない…!
「おい、待て…」
『死ぬ前に勝敗は気になるが、贔屓も忖度もいらない。前に中立区域が…覚えていますか? 金のためならなんだってする忌まわしき傭兵、あれにやられたんですよ…あなたはパイロットを引退して…なんというか、丸くなったようですが私は変わらずIMC兵です。』
そういうとミサイルが着弾して墜落寸前の一つの艦からは数多のタイタンが雪崩出てきた。集落には警報がなされ住人たちはシェルターへと避難してミリシア兵が集まってくる
「安心しろ!我々ミリシア軍が哀れなIMCに鉄槌を下してやる!」
『__もちろん渡した艦はあなたの物です、攻撃するつもりはない』
「対空砲、発射!」ミリシアの攻撃も次々に準備が整い撃墜しようとしている
「待てミリシア!取引があったって言っただろう!」
『__正義の反対は悪だと思いますか?違う、正義の反対は正義、これを知らないやつが多すぎます…』
IMC兵が乗っている艦は今にも落ちそうで、俺と通信している場合ではないはず
なのになんで…
『__そろそろこの艦も限界です…私は最後までIMC 兵でいれたでしょうか』
さっきからこいつは何を言ってるんだ
タメ語だったのに突然敬語になったり、本来なら敵と見られる奴と会話するし
危機的状況で頭がおかしくなったか…?
でも、この状況で敵に立ち向かうのは兵士としてみるなら立派だろうし…
それっぽく言うには…
「ああ…お前は立派な兵士だ、名前を聞いても?」
『__そう…ですよね…そういってもらえて嬉しいです…!隊長!  私の…名前は_____』
大きな轟音とともに青かった空が赤く染まる
無線からは雑音
しばらくして降り注ぐ金属片
それは、名もなき兵士の死を告げていた

襲い来るタイタンはミリシア軍が対処したらしく
ミリシア軍からは歓喜の声

あいつは俺のことを「隊長」と呼んでいた…
そうか…!?
結構な時間ここにいて忘れていた
あいつは俺のIMC時代の部下だった奴か
俺の部隊は全滅したはずじゃ…?
生き残り…?ドロップシップのパイロットか…

クソッ!あいつは最後まで戦ったのに…俺は、辺境の地で暮らしてるだけなのに
最後に隊長と…部下に情けをかけられていいはずがない
任務を遂行するためならなんだってしたパイロットが呑気に生活をおくっていていいはずがない
俺は…俺は…

パイロットだ