『子供はわかってあげない』のあとがきを読みながら、あー自分も何かを届けたい人なのだな、と思った。伝えたいのとはちょっと違う。直接的なメッセージではなくて、自分がいいなと思ったこと、好きだと思うこと。それをそのまま届けたい、誰かのもとへ、みんなのもとへ。詩を書いてきたのもそういうことで、別に何か伝えたり訴えかけたかったわけじゃない。ただただ自分が好きな世界、好きなものを届けたかったんだ。そしてそれは今やっているWebサービスを作る、というのも同じこと。好きって気持ちは強いと思うのよ。そんなことを考えながら、いろんなものを信じながら。