【マーニ・セレーネ】 version 3
【マーニ・セレーネ】
原初にして、作中最強の影魔。
・概要
ロイヤルジェムから最初に生まれた影魔。特筆すべき能力はなく、影魔として最低限の機能があるだけだが、影魔のリーダー格として影魔たちをまとめている。
・旧文明での経歴
叶慧に向けられた怨念のカルナが叶慧のなかに蓄積されていき、叶慧が必死に求めていた「なにか」と混ざりあって形質変化を起こし、そこからマーニが形成された。
村人のカルナを極限まで吸い尽くしては、得たカルナをロイヤルジェムに注ぎ、新しい影魔を作って仲間を増やしてきた。
無口で強面だが、常に叶慧の用心棒のように傍らにいて、村人の虐待から叶慧を守っていた。
しかし、叶慧が自死を望むようになってから、その幇助に従事するようになる。それは、叶慧のカルナを吸い尽くして魂を抜き、空っぽの肉体にしてしまおうというもの。
叶慧は自分の母体であるため、人間といえどカルナ目当てに襲うことはなかったが、いざ吸うとなるとその膨大なカルナに圧倒され、吸い尽くすのに一晩かかった。叶慧は一言も悲鳴を上げることはなかったが、苦悶の表情で顔は歪み、叶慧とリンクしているロイヤルジェムはこれまでにないほど深刻な輝きを放っていた。
叶慧は意識を失ってやっと終わったと思っていたが、しばらくして叶慧は意識を取り戻した。死ねなかったことを残念がった叶慧は「完全に、死ぬまで続けて」と頼み込み、マーニはその作業を繰り返した。
そこから気が遠くなるほどの時間をかけてその作業は続き、叶慧も意識が飛んではまた目が覚めるのを繰り返していたが、とうとう完全に死を迎える日が訪れ、ロイヤルジェムが輝きを失った。
その間に、叶慧からのカルナを全身に流し込んでいたマーニはどんどん強くなっていき、影魔族のなかでも郡を抜いてトップの実力を持つことになった。
それからは族長として影魔を率い、ロイヤルジェムの管理や強化を行って族全体の力を高めてきた。
やがて影魔を脅威と捉えた人類との戦争が起き、そのなかでロイヤルジェムを人類に奪われてしまう。人類はロイヤルジェムの力の性質を分析し、その一部を七英雄に与えることで影魔の「封印」を可能にし、マーニも人類によって封印されてしまった。
それからは族長として影魔を率い、ロイヤルジェムの管理や強化を行って族全体の力を高めてきた。
原初にして、作中最強の影魔。
・概要
ロイヤルジェムから最初に生まれた影魔。特筆すべき能力はなく、影魔として最低限の機能があるだけだが、影魔のリーダー格として影魔たちをまとめている。
・旧文明での経歴
叶慧に向けられた怨念のカルナが叶慧のなかに蓄積されていき、叶慧が必死に求めていた「なにか」と混ざりあって形質変化を起こし、そこからマーニが形成された。
村人のカルナを極限まで吸い尽くしては、得たカルナをロイヤルジェムに注ぎ、新しい影魔を作って仲間を増やしてきた。
無口で強面だが、常に叶慧の用心棒のように傍らにいて、村人の虐待から叶慧を守っていた。
しかし、叶慧が自死を望むようになってから、その幇助に従事するようになる。それは、叶慧のカルナを吸い尽くして魂を抜き、空っぽの肉体にしてしまおうというもの。
叶慧は自分の母体であるため、人間といえどカルナ目当てに襲うことはなかったが、いざ吸うとなるとその膨大なカルナに圧倒され、吸い尽くすのに一晩かかった。叶慧は一言も悲鳴を上げることはなかったが、苦悶の表情で顔は歪み、叶慧とリンクしているロイヤルジェムはこれまでにないほど深刻な輝きを放っていた。
叶慧は意識を失ってやっと終わったと思っていたが、しばらくして叶慧は意識を取り戻した。死ねなかったことを残念がった叶慧は「完全に、死ぬまで続けて」と頼み込み、マーニはその作業を繰り返した。
そこから気が遠くなるほどの時間をかけてその作業は続き、叶慧も意識が飛んではまた目が覚めるのを繰り返していたが、とうとう完全に死を迎える日が訪れ、ロイヤルジェムが輝きを失った。
その間に、叶慧からのカルナを全身に流し込んでいたマーニはどんどん強くなっていき、影魔族のなかでも郡を抜いてトップの実力を持つことになった。
それからは族長として影魔を率い、ロイヤルジェムの管理や強化を行って族全体の力を高めてきた。