mimemoでは、ただ普通にメモを書いてもいいのですが、Markdownという記法を使ってメモを書くと、かんたんに整理されたメモを書くことができます。
Makdownは、文章の書き方・記法のひとつです。
たとえばメールなどで、
お知らせ
===========
大切なお知らせです。
- 明日は鈴木さんはお休み
- 明日の打ち合わせは延期
こんなふうに、記号で装飾を足して、読みやすく整理された感じにしたものを見たことはないでしょうか。
Markdownは、こういった工夫した書き方を発展させ、
といったようにルールとして決めて、まとめたものです。
Markdownは、そのままでもそれなりに整理された見た目になりますが、HTML[1]に変換する前提でルールが決められており、HTMLに変換することで、見出しは見出しらしく、表は表らしく、見やすい表示にすることができます。
今あなたが見ているこの文章も、Markdownで書いたものをHTMLに変換して、見た目を整えたもので、たとえば、リストは
- リスト1
- リスト2
- リスト3
というふうに頭に「- 」をつけて書くことで
というふうに、リストらしい見た目に変換されます。
Markdownの一番基本的な書き方のルールは以下の通りです。
見出しの書き方は二種類あります。
一つは頭に「#」をつけるもので、こちらの書き方だと「#」の数によって、6段階の見出しを作れます
# 大きな見出し
## 中見出し
### 小見出し
#### もっと小さな見出し
##### もっともっと小さな見出し
###### もっともっともっと小さな見出し
と書くと
となります。
もう一つは、「==========」「-------------」というのを下につける書き方で
大きな見出し
=========
中見出し
----------------
と書くことで
というふうに変換されます。こちらは2種類しか作れませんが、書く上では見やすくてよいので、こちらを好む人も結構います。ちなみに「=」や「-」をならべる数は特に決まっていないので、見やすさ重視で大丈夫です。
リストは2種類あります。
一つは、順番などを表す、数字付きのリストで
1. 数字つきリスト1
1. 数字つきリスト2
1. 数字つきリスト3
と書くと
となります。「1.」の部分の数字は、全部「1.」でもいいですし、「1.」「2.」「3.」と変えても大丈夫です。また、一番最初の行の数字を変えると、始まりの数字を変更できます。
5. 5から始まるリスト1
5. 5から始まるリスト2
5. 5から始まるリスト3
もう一つは、順番などのない、普通のリストで、
- 普通のリスト1
- 普通のリスト2
- 普通のリスト3
* 普通のリスト1
* 普通のリスト2
* 普通のリスト3
+ 普通のリスト1
+ 普通のリスト2
+ 普通のリスト3
のどれでも
となります。
リストは、階層化でき、
- リスト1段目1
- リスト2段目2
- リスト2段目2
- リスト1段目2
1. リスト2段目数字1
1. リスト2段目数字2
とすると、
こうなります
引用は、メールでよく使われる引用と同じように、頭に「>」をつけます
> 吾輩は猫である
> 名前はまだない
と書けば
吾輩は猫である
名前はまだない
という表示になります。
区切りの線は、「*」(アスタリスク)「-」(ハイフン)「_」(アンダースコア)のどれかを、4つ以上並べます。
****
----
____
と書くと
↑こういう区切り線が表示されます
メモに他のページへのリンクを貼りたい時は
http://www.yahoo.co.jp/
と普通にURLを貼り付ければ
このように自動でリンクします。もし特定のテキストの部分にリンクを貼りたい場合は
[ヤフーへのリンク](http://www.yahoo.co.jp/)
こう書くことで
このように指定した文字の部分にリンクが貼られます。
文章の途中で、強調して太字にしたい部分は、「**」で太字にしたい部分をはさみます。
mimemoは**Markdownで書ける**メモサービスです
mimemoはMarkdownで書けるメモサービスです
プログラムのコマンドなど、文章の途中で等幅フォントで表示したいような部分は「`」(バッククオート)で挟みます。
ファイルの一覧は`ls -al`で表示します
ファイルの一覧はls -al
で表示します
プログラムのソースコードや、Markdownの文章をそのまま貼り付けたい場合などは、3つ以上の「`」(バッククオート)を並べた行で上下を挟むと、色付けされた見やすい表示になります。
```
var hoge = 'hello,world';
function fuga(foo){
var bar = 'baz';
}
```
と書くと
var hoge = 'hello,world';
function fuga(foo){
var bar = 'baz';
}
となります。
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ホームページを作る時に使う言語です ↩︎