0 【霧眠町】ニカ・ヴェルライト みんなに公開
CS/概要
名前:ニカ・ヴェルライト(Nica・Verlight)
年齢:約100歳
誕生日:6月10日
身長:177cm(可変)
種族:影法師/元人間(霧)
一人称:拙 二人称:お前さん、貴方 三人称:あいつ
項目 | 名称 | 意味 |
---|---|---|
日 | 6月10日 | 明るく周囲の人を元気づける自信家 |
色 | レモンイエロー | 明るさ・現実・経営力 |
花 | カキツバタ | 幸福はきっとあなたのもの |
アカンサス | 精巧・離れない結び目 | |
星 | リゲル | 博識なロマンティシズム |
詳細
性格等
ミオソティスの町にある「Click・G=luck」という劇場で裏方の仕事をしている影法師の男性。
明るく飄々とした性格。すぐおちゃらけるなど言動に真面目さは感じられないが、たまに年上っぽいことも言い出す(ミオの中では若者の部類かもしれないが…)。本人曰くかっこいいターンなのだとか。
チャームポイントは笑顔。名前が名前なので「ニカっ」という表現を使いがち。割と常に笑っているが前述のような明るい笑顔からニヤニヤした裏のありそうなものまで幅が広い。それも含め喜怒哀楽がはっきりしておりコロコロと表情を変える。
劇場では演出や音響、照明、道具系を担当する他アクターの補助も行うなど幅広く手がけている。 ややオーバーワーク気味なところは無きにしも非ずだが、後述の好み云々のこともあり本人はこの仕事をとても気に入っている。
仕事以外では気ままに街を散策したり、自警団でもないのに勝手に夜出歩いては「そんな所でどしたの?」と子供に声をかけていたりする。パトロールのつもりらしい。不審者ではない。
元々人間の時から芸術系に興味を持っていた。 物語を読み、絵を鑑賞し、劇を見ては心を躍らせ、「いつか自分も誰かの人生に色を添える手伝いがしたい」と思っていた。それもあって芸術大学に通っていたそう。(そしてそのまま死んだ)。
ちなみに「拙」という変わった一人称はお気に入りの小説の主人公を真似てのもの。
割と生活能力はある。家事はこなせるし料理は気が向けば作る。劇場での衣装やカーペットの洗濯等も彼がやってたりする。とにかくわちゃわちゃ動くのが楽しいらしい。
ミオソティス魔法学校卒。花冠寮だった。
背景
22歳の時にとある爆発事故に巻き込まれて死亡する。
ニカの故郷である街の中心部で起きたそれは魔法によるものであり、高濃度の魔力を含んだ熱波が光と共に広がった結果、街一つを丸ごと焼き尽くすまでに至った。住民はほぼ全員死亡、生存者も重い後遺症を負うなど悲惨な事故となった。なお表向きは魔法が原因であることは伏せられている。
ニカは起爆地点のすぐ近くで巻き込まれたため爆発の際に肉体が一瞬で消し飛ばされ、その熱により彼の影だけが近くの壁に焼き付くこととなった。 本来ならこのまま何事もないはずだが、熱波に含まれた魔力が影という彼の一種の媒体に蓄積したことで完全には死にきらず、3日ほど後に影として覚醒することとなった。
それでも当初は完全な影なため地面や壁から出られず、また昼間に移動すると人々に騒がれてしまうため基本的に夜間に闇に紛れて移動するなどしていた。焼かれた故郷を発ち、他の影の中で身を休めたりしながら十数年彷徨っていた。その果てにたどり着いたのがミオソティスである。
魔法が日常化しているミオソティスに来たからか、この頃から現在のように完全な実体を持って動けるようになる。 元々魔法の使えないただの人間だったが、幸か不幸か熱波に魔力を与えられたためこの頃から(完全に感覚ではあるが)魔法により実体を保持していた。ただかなり下手だったためかろうじて人型…に近い黒いナニカのような姿で町を彷徨っていた。
形が崩れていたところに現在の師匠と出会い、魔力制御の方法などを教えてもらった結果形が安定し、さらには現在のような完全な人間の見た目を手に入れることができた。
なお人間時代は現在のような橙の瞳や髪ではなく黒だった。橙は爆発の際に自身を焼いた光から来ている。
改めて第二の人生を歩んでいく中で「死にたくない」「生きたい」と思う間もなく人間としての生を奪われたことを思い返し、「人生何が起きるかわからないのだから今を精一杯楽しむべき」という思考の軸を持つようになる。まあまあ刹那主義者であり、厭世的ほどマイナス方向ではないが世を儚みがち。
特に未来ある若者に対しては妙な先輩風吹かせながらも「拙のようになるなよ〜」と見守る姿勢でいる。
ちなみに被災した街は割と早く復興を遂げることができた。
起点が起点なので街のあちこちには平和を謳うものが多くあるそうで、慈善団体や教会の運営する施設も複数存在するらしい。孤児院とか…
魔法/体質
もはや存在自体が魔法みたいなものだが得意なのは仕事で使う物体移動系。だが魔法というよりは伸縮自在な影の体で色々とやりくりすることが多いのかもしれない。
自身の影の体を自在に変形させられる。 正直ガチ人外の形も取れるが別にやらない。触手のように複数手のようなものを出す時はある(仕事での作業時とか)。強化魔法と併用すれば武器も作れる。鎌とか。
また、他人の影に溶け込むことができる。 変形させて遊ぶ他、それを器として暫く滞在することも可能。溶け込んだまま移動されれば自身何もせずとも移動先に連れてってもらえるらしい。人の影をレンタカーにすな…
食事睡眠は必要ない。ないが疲労はあるのでそこから眠くなったりはするし寝れる。必要不可欠ではないだけ。食事に関しては完全に嗜好品となる。何を食べても栄養にならないため逆に何を食べても良い。深夜の作業中に食べるラーメンやドーナツが至高だったりする。
資料
○CS立ち絵
○影ver.メモ
関係(一部)
※唯一に近いもののみ掲載
○師匠→ デュラミド・フィッツジェラルド
○雇用主→ エヴァン・ジェリスト
余談
「黒→影、橙→爆発の光」というもっともらしい理由の下キャラデザされてるけど、ガチのベースは京都の地下鉄の看板。イラストとして見たことはあったけど実際に見た時にあまりにもかっこよくて印象に残ってたので今回のベースとさせてもらいました。
ニカという男、いきなりジュッっとやられて気づいたら復活してたあたりは沼男っぽさを感じなくもない。一応影自体はニカ本人のものなので、あれは間違いなくニカなんだけども……
最後にですが 「爆発で影が焼き付く」というアレは実際の影ではないっぽいです。 この辺は調べてもらえれば説がいくつか出ると思いますが塗装に近いものらしく?
ニカのこれはまあファンタジーってことで許してください。自分の下調べ不足と「影法師キャラ作りたい!」という我儘の結晶です(懺悔)。
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