プロゲーマーの口の悪さが露呈して脱退・退社・活動停止になるニュースがたびたびある。そのたびに、このくらい口の悪いゲーマーは普通だし、上手い人になるほど増えていくんだよな……と思っている。ゲーマーは口が悪い。だからわたしはひとりで完結するゲームが好きだし、ネトゲはめんどいなと持っている。当時は協力してプレイするゲームがモンハンと往年のネトゲくらいしかなかった。
スプラにしてもモンハンにしても、ある一定よりうまくなろうと覚悟を決めると、その先は一気に体育会系思考回路による根性と努力が必要になる。それが好きな人間も多かろうが、わたしはそうではない。生まれたときから帰宅部で、根性と努力とは無縁の人生である。
だからそれくらいの努力をして強くなっていてゲームを競技としてやっている人間にとって、娯楽として楽しんでいる人間との会合は悲劇にしかならない。まじで。その結果古来ネットに住む人間としての暴言が出てしまう。
物理スポーツはそういうことのないようにしっかりしつけられる。とくに人を傷つける可能性の高いスポーツは。格闘技がそうだし、ラグビーも紳士のスポーツと言われてる。相撲は最近揉めたけど、あれももともと神事だし。幼い頃から正々堂々とあれ、人を傷つけるんじゃないと、スポーツをして集団で生きるとはなにかを基本的にしつけられる。しかしゲームはそうじゃない。
最近はゲームをやる大人も増えてきたけど、プロゲーマーの親がゲームするかと言われればしないことも多いだろうし「ゲーム? お母さんは全然わかんない」と拒絶してしまう親も多かろう。信頼できる大人が教えられないとなると、子どもは勝手に古来ネットの知識と叡智で成長し、下手な人とプレイしたときに口をついてでるのが「ガイジ」だとか、「ブス」だとかになってしまうのは想像にやすい。
だからMHWをやってマルチしたとき、強い人がみんな優しくてびっくりしたんだよ! Xのときはまだそういう人が多くて「クソが!」てなってたんですけど。ハードの問題もありそうだが、任天堂よりソニーにハードを移したほうが優しい人が目に見えて増えるとはね。Rはマルチしてないのでわかんないけど。
スプラも配信見る限り、うまい人は優しい感じの人が多いですね。平和だ。でもFF14は揉めてるのよく見ますけど。