薔薇W③

※改変等大きく変えなければOK。
↓↓↓以下セリフ
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A『あーあ。俺の青春終わった』
B は?なにそれ
A『だってー大好きな先輩卒業すんだよ?終わったわ』
B …しょうもな
A『は!?しょうもな、ってなに?酷っ!!』
B だったら告ればよかっただろ!
何もしなかったくせに終わったとか簡単に言うな!
A『…簡単、じゃないよ…?自信ない、釣り合わない』
B 釣り合わないって、なにそれ。誰かに言われた?
A『違う。だって、あんなカッコいいんだよ?俺なんてダメに決まってんじゃん』
B ……………
A『それにさ、先輩の周り綺麗な女の人ばっかだし。俺なんて』
B じゃあさ、お前はどうなったら自信持てんの?釣り合ってるって思えんの?
A『それは…』
B そんなの、いつまでたっても無理だろ、違う?
A『………』
B だったらさー!グダグダ言ってないで、当たって砕けろよ。
やらずに後悔するより、やって後悔した方が何倍もましだろ、バカ。
A『ひどい!!』
B お前がグダグダうっせーからだろ!
A『じゃあさ、告って粉々に砕け散ったら、どうしてくれんのさ!責任、とってくれんの?』
B ああ、とってやるよ!粉々になったお前、俺が全部引き受けてやるわ!
A『は?なにそれ。バカ?』
B うっせーわ。さっさと告って木っ端微塵になってこい!
そしたら、俺が先輩の代わりにお前と、付き合ってやるわ!
A『え?』
B だーかーらー!
A『待って!それ以上言わなくていい…』
B は?何で?
A『先に…先輩の事、ちゃんと卒業したい。それからでも、いい、よな?』
B …………わかったよ!ほら、行ってこいよ、ここで待っててやるから。
思いっきり当たって、粉々に砕け散ってこい!
A『うん…行く。行ってくる!ありがと、背中押してくれて!』
B おおっ、行ってこい!

B おかえり
A『…………』
B あーあ。やっぱ砕け散ったか?
A『うん………』
B 先輩、なんて?
A『その他大勢のひとり…って』
B それは…木っ端微塵だな
A『うっせーわ…黙れ』
B はいはい……………(沈黙)
A『何で黙ってんだよ!慰めろよ!!全部引き受けるって言っただろ!!』
B お前が黙れって言ったんだろ!
っく…ほら!ここ、特別に貸してやるから!
泣けよ、好きなだけ
A『泣けって言われて泣けるもんじゃねぇわ、バカ!』
B いいから、泣け!
A『痛いって!頬っぺたつねんなよ!!』
B お前が泣かないからだろ!ほら、泣ーけ。
A『は?やめろって…………(💧)え?何で?』
B 相変わらず素直じゃねぇの、お前。
ほんっと、ちびの頃から全然かわんねぇよな。 
負けず嫌いで意地っ張りなくせに、
優柔不断で、いっつも俺が背中押してやらないとなんもできなくて…。
いい加減、卒業しろよな。その面倒な性格!
今日から、ここ、お前専用の場所にしてやるから。
わかった?
A『わかったから離して…』
B まだダーメ。
いいから、ほら。
ちゃんと泣いて、明日、笑顔で先輩送れよ。
それに…お前の泣き顔他の奴らに見られたくねぇし。
A『もう大丈夫だから』
B うっわー!お前、超不細工!
うわあああーーっ!!
お、お前!!
A『なに?うっさい』
B お前ね、涙はいいけど、鼻水つけんなよ!!
ったく………
A『だって、出ちゃったし、ついたものはしょうがないだろ!』
B しょうがない、じゃねぇわ!!
俺が木っ端微塵だわ…。
ほら、帰るぞ!
A『なぁ…』
B ん?なに?
A『なぁってば!』
B だから、なに!
A『手、繋いで?』
B は?
A『だからー、手、繋いで?』
B ………………行くぞ
A『アイス食べたい』
B は?
A『ソフトクリームがいい!』
B ……………
A『久しぶりに、おばあちゃんのとこのが食べたい!なぁ、聞いてる?』
B この距離で聞こえないわけないだろ!
嫌でも、耳に入るわ!
なに、そのわがまま。
さっきまで超不細工な顔で泣いてたの、どこのどいつだよ!
A『泣いたら吹っ切れたというか…なんかスッキリしたから』
B つーかさ、お前、そんな簡単に先輩忘れられるわけ?
A『んなわけねぇじゃん』
B だよな?じゃあ、なんで?
A『…腐れ縁?お前が俺の事好きなの知ってたし、
お前といるのは嫌じゃないから』
B は?なにそれ。
A『だからさ、あとはお前次第って事かな?
本気なら俺の事も本気にさせてよ、ね?』
B あーあ。何で俺こんな奴好きになったんだろ…。
A『なぁ…ところでさ、俺の事いつから好きだったの?』
B …………ノーコメント
A『えー!?何で?いいじゃん、教えてよ!』
B うっさい!もう黙れ!!

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  • セリフ提供:六華(リッカ)様

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