心羽パート プロットノート ②千想の魔法

心羽パート本編最初の章、千想の魔法のプロットや大まかな場面イメージを整理するページ。
シーン最上列は左から
シーン番号 日付 土地 場所 時間帯【主観人物】【客観人物】
の順で表記。(前のシーンと同じ場合は一部省略)

〜現在

心羽は「優しいことができる人になりたい」という夢がある。
その夢を叶えるため、優しいこととはどんなことなのか、優しいことができる人はどんな人なのか、を探る旅をしている。

1.赤髪の剣士

1-1 1日目 ユール森林 昼【心羽】【イジェンド】
心羽、転移魔法でユール森林を訪れる。いきなり影魔に襲われる。
気配を察知したイジェンドが駆けつけ救助する。
心羽はイジェンドを「優しいことができる人」として興味を持ち、同行する。
イジェンドは拒絶するが、心羽が強行する。
心「ついていってもいい!?」
イ「おれのそばは危険だぞ」

1-2 ユール森林 昼【心羽】【イジェンド】
イジェンドの戦いを何度か目にした心羽はその剣技が優しいことの秘訣と考え、イジェンドに教えを乞う。
イジェンドは要求をはねのけ、相手にしない。
イ「教える義理はないし責任もない」

1-3 ユール森林 夕方【心羽】【イジェンド】
野営で夜を明かすことになった2人。
心羽、見よう見まねでイジェンドのカルナを再現。触れたものを燃やす燃焼の魔法で、焚き火の火付けを披露。
神経を集中させ、指先からぱちぱちと火花を散らす。火花はだんだんと大きくなり、やがて何かに着火したかのように小さな灯火となった。
心「私ね、魔法使いなんだ。イジェンドになら教えてもいいかなと思って。秘密にしてね」

1-4 2日目 ユール森林 朝【心羽】
心羽、置き手紙を残してイジェンドに置いていかれ、孤独を感じる。
イ「悪いが、俺のそばはやはり危険だ」

1-5 ユール森林 朝【心羽】【シエル】
心羽、イジェンドの要請で迎えにきたシエルに回収されユール城下町へ
シ「大空を見せてあげる!」

1-6 ユール城下町 大通り 昼【心羽】【シエル】
シエルに案内される形で街を散策。
心羽、街の様子の違和感に気付く。シエルと話して情報を聞き出す。
心「なんかみんな元気なくない?」
シ「ここ最近、影魔の被害が増えてるんだ」

1-7 大通り 昼【心羽】【シエル】【イジェンド】
突如、街に影魔が襲撃。町や人に被害が発生。
イジェンドが駆けつけて撃退。
シ「キミに伝えておいて正解だったよ」

1-8 大通り 夕方【心羽】【町の女の子】
その後、心羽は被害を受けた街の修復を手伝おうとするが上手くいかない。
そこへ、先の襲撃の影響で元気を失った子供を見かけ、その沈んだ表情を自分と重ねる。

1-9 大通り裏 人気の少ない空き地 夕方【心羽】【町の女の子】
心羽は優しいことをしようと、燃焼の魔法を駆使してその子を楽しませ元気づける。
例:煌めく火の粉を振り撒く、木の枝に火をつけて手持ち花火のようなことをする、など
心「じつは私、魔法使いなんだ」
心「今日のことは二人の秘密だよ」

1-10 物陰 夕方【イジェンド】
その様子を見ていたイジェンドは心羽に興味を持つ。
イ「優しいことができる人、か…」

1-11 イジェンド邸 夜【イジェンド】【心羽】
イジェンドに声をかけられ、宿のない心羽はイジェンドの家で泊まることに。
心羽は夢を語る。“優しいことができる人になりたい、イジェンドはそんな人だ”
イジェンドは心羽に希望を抱く。
「ガキのくせに綺麗な心を持っている。俺が少年の頃にお前と出会えていたら…」
(人はいつも打算で動く。弱みを見せてはいけない、利用されるだけだ。だがこいつは違う…)

1-12 イジェンド邸庭 夜【イジェンド】【心羽】
イジェンドは心羽に剣術を教える。これにより心羽はフレイミングドレスを解禁。

2.光環の狩人

2-1 3日目 大通り 朝【心羽】【シエル】
心羽は影魔狩りに出かけたイジェンドを追う。
営業中のシエルと遭遇し、営業をかけられキラちゃんをあてがわれる。

2-2 2日目 ユール城下町 夜【エイミー】【シエル】
エイミー、炎の魔女を探して隣町から来訪。
城下町で最有力の情報屋シエルと接触し、炎の魔女の情報を聞き出す。
シ「炎の魔女についてはまだ謎が多い。ヒントになるかはわからないけど、この街には炎のカルナの使い手が二人いるんだ。紹介しよう」

2-3 3日目 ユール森林 物陰 昼 【エイミー】【心羽】
炎の魔女の手がかりを求めるエイミー、心羽を追ってユール森林へ。
息を潜め、物陰から心羽の様子を伺う。
エ「(赤い髪、赤い瞳…炎の魔女の特徴に合致してる。でもこんなに小さな子が…?)」

2-4 ユール森林 昼 【心羽】
心羽、森の中で影魔と遭遇。
燃焼の魔法を宿したフレイミングドレスに初変身。
初めて影魔を撃破。
心「やった!私もちゃんと戦える…!優しいことのできる力が、たしかにこの手の中にある…!」

2-5 ユール森林 昼 【エイミー】【心羽】
エイミーは身を潜めたままその様子を確認。
エ「(あれが炎のカルナ…。)」

2-6 ユール森林 昼 【心羽】【エイミー】
心羽は再び影魔と遭遇するも、今度は戦闘の中で怪我を負ってしまう。
エイミーはとっさにその影魔を射抜いて倒すと、物陰を飛び出て心羽に駆け寄り怪我を手当て。
心羽はエイミーも優しいことができる人だと興味を持つ。

2-7 ユール森林 昼【エイミー】【心羽】
エイミーはここで何をしているのか聞く。心羽はイジェンドの元へ向かう途中だと答える。
エ「(その名前…。たしか、もうひとりの炎の魔女候補だ)」

ふたりはイジェンドについて話す。心羽はイジェンドの強さと優しさを誇らしげに語る。また自分は魔法使いで、燃焼の魔法はイジェンドの見よう見まねだということが語られる。

2-8 ユール森林 昼 【エイミー】【心羽】【イジェンド】
ふたりはイジェンドの元へ合流する。
エ「(炎の魔女って男…?いやいや。でもカルナは特徴通りだ)」

2-9 ユール森林 夕方 【心羽】【エイミー】【イジェンド】
3人で影魔狩り。エイミーは引き続き炎の魔女の見極め。
戦闘後に黒い石の話
心「イジェンド、何探してるの?」
イ「お前たち、こんな黒い石を見かけてないか?」
エ「それはなに?」
イ「影魔を倒すと肉体は塵のように霧散して消えるが、近くにコイツを排出する。正体はわからないが、恐らくこれが影魔の本体だ」

その後、日が暮れたため帰還。

2-10 ユール城下町 飲食店テラス席 夜 【エイミー】【シエル】
エイミー、再びシエルの元へ。
シ「紹介した2人に出会えたみたいだね。どうだった?」
エ「イジェンドが怪しい。男なことに目を瞑れば、見た目の特徴もあの強さも、何もかもが一致してる」

エイミーは先ほどの黒い石を見せ、これの正体をシエルに訊く。
シ「見たところ、高純度なエネルギーの結晶体じゃないかな。影魔が落とすのなら、これが影魔の心臓か、影魔の残存エネルギーが結晶化したものか、どっちかだろうね」

2-11 夢の中【心羽】【健人】
心羽は夢で健人と初めて交信する。相手の姿は見えていない。
健「なんだここは」(※未訂正)
心「そこに誰かいるの?」
健「君は誰だ」(※未訂正)
心「私は燎星心羽」
健「(燎星心羽って……。俺があの時つけた名前だよな)」(※未訂正)

2-12 4日目 ユール城下町 大通り 朝 【心羽】【イジェンド】【エイミー】【シエル】
今日も影魔狩りに出かけようとするイジェンドと心羽。エイミーもイジェンドが炎の魔女かを見極めるため、同じ名目で同行。
シエルは出発前の3人に、影魔の発生源について語る。
シ「この森には影魔を生み出し続けている装置があるんだ。それを叩けば、影魔の被害を大きく減らせるかもしれない」
イ「なぜそれを今まで黙っていた」
シ「キミひとりじゃ壊せないからさ」

2-13

END

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