【弓音】 version 9
【弓音】
「どんな悪人になったっていい、こんな体で生きるのはもういやだから」
霹天の弓における、裏の主人公。
・容姿
赤い瞳に赤い髪のミディアム、くせっ毛で多少ハネがあるなど、容姿は心羽と瓜二つ。
背丈は心羽より若干高いが、やはり見分けは付かない。
背丈は心羽より若干高く、髪が少し長い。
赤いポンチョに身を包んでいることが多く、絶対にスカートをはかないなど、服装の特徴で判断するといい。
また、若干声も低い。
・身分
心羽と同い年の15歳で、一般的な家庭に生まれる。
裕福な家庭とはいえず、両親は共働きで、朝から晩まで居ない日もある。
一人っ子として育てられたため、上記の環境も相まって幼いうちから独りでいることが多かった。
学校には途中から行かなくなったものの、もう卒業している。
今は働きに出るわけでもなく、自分の部屋にこもって夢想を膨らませたり、本を読んだりしている。
・能力
学力はそこそこだが、視覚や聴覚が弱く、身体が弱いため体育の授業には参加していない。
手先が極端に不器用で活動的なことを苦手とし、なにか手作業をさせれば高確率で怪我をする。
集中力がなく、活動時間が長いとバテてしまう。
・性格
持ち前の想像力で遊ぶ場所はいつも頭の中。
独りでいることが多かったため、人との関わり方を知らず、不器用なコミュニケーションで相手を傷つけてしまうことが多い。
実際に少々口が悪いが、本人に傷つける意図はない。
感受性が強く、人への思いやりはあるため、自分が関わることで誰かを傷付けないよう人との関わりを避けている。言い換えれば、迷惑をかけることを極端に恐れている。
ミスの多さと成功体験の少なさから自己肯定感がなく、何をするにも恐怖を感じ、何もしたくないのが実情。
しかし夢は人一倍にたくさんあり、自分を変えたいと強く願っている。また、精神的な強さを身につけようと思っている。
一人の時間の大半は読書に費やしており、いつも物語の世界に入り浸っている。
夢見がちで浮き足立った点は心羽と共通。
・カルナの能力
一対の赤い大きな翼での飛翔、滑空。炎を操る特性もあるものの、うまく操れず暴発し、周囲の人を傷つけそうになったトラウマから封印。
手先の不器用さは相変わらずなものの、使者の能力で視覚や聴覚は飛躍的に上昇。体の弱さもカルナで補っている。
そんな弓音のカルナの素質は非常に高く、恒正すら軽く上回っているほど(だと恒正は推測している)。
しかし弓音の性格上その素質を活かすのは難しく、恒正は次第に心羽に目をつけるようになっていく。
心羽の存在を知り、そのカルナの力を求めるようになってから、徐々に自分の力を解放していくようになる。
炎もモーフィングのためだけに使用し、心羽の見よう見まねで弓矢を生成するも、不器用ゆえにうまく扱えなかったため、柄の部分で半分に折って双剣のようにしたものを武器にしている。
・経緯
弓音は多くの欠点を持ち、日々それに悩まされていた。
なにか成そうとしても全て失敗におわり、手先が不器用なので怪我も多く、よく物を無くしたり置き忘れたりしては、探すのに時間を費やして目的のことができなくなったり…
迷惑になるからと誰かを頼ったりはしないが、弓音はこんな自分が嫌いだった。自分を変えたい願望が強く、また精神的に強くなりたいと思っていた。
弓音がやりたかったことの多くは、夢に思い描いただけで終わっていた。
そのため、弓音の部屋には実現することのない、たくさんの夢が転がっていて、それは今もなお増え続けている。
ある時、「ともに夢を叶えよう」とひとりの男が弓音に声をかける。
その男———恒正は、人の夢を叶えるのが目的だという。
恒正は「みんなの夢が叶う世界をつくること」を夢だとし、今はその計画の初期段階だと話した。その中で、弓音と出会ったのは偶然だが、それを運命と呼んだ。
こうして弓音は恒正の計画に自分の夢を委ねることになった。
「どんな悪人になったっていい、こんな体で生きるのはもういやだから」
霹天の弓における、裏の主人公。
・容姿
赤い瞳に赤い髪のミディアム、くせっ毛で多少ハネがあるなど、容姿は心羽と瓜二つ。
背丈は心羽より若干高く、髪が少し長い。
赤いポンチョに身を包んでいることが多く、絶対にスカートをはかないなど、服装の特徴で判断するといい。
また、若干声も低い。
・身分
心羽と同い年の15歳で、一般的な家庭に生まれる。
裕福な家庭とはいえず、両親は共働きで、朝から晩まで居ない日もある。
一人っ子として育てられたため、上記の環境も相まって幼いうちから独りでいることが多かった。
学校には途中から行かなくなったものの、もう卒業している。
今は働きに出るわけでもなく、自分の部屋にこもって夢想を膨らませたり、本を読んだりしている。
・能力
学力はそこそこだが、視覚や聴覚が弱く、身体が弱いため体育の授業には参加していない。
手先が極端に不器用で活動的なことを苦手とし、なにか手作業をさせれば高確率で怪我をする。
集中力がなく、活動時間が長いとバテてしまう。
・性格
持ち前の想像力で遊ぶ場所はいつも頭の中。
独りでいることが多かったため、人との関わり方を知らず、不器用なコミュニケーションで相手を傷つけてしまうことが多い。
実際に少々口が悪いが、本人に傷つける意図はない。
感受性が強く、人への思いやりはあるため、自分が関わることで誰かを傷付けないよう人との関わりを避けている。言い換えれば、迷惑をかけることを極端に恐れている。
ミスの多さと成功体験の少なさから自己肯定感がなく、何をするにも恐怖を感じ、何もしたくないのが実情。
しかし夢は人一倍にたくさんあり、自分を変えたいと強く願っている。また、精神的な強さを身につけようと思っている。
一人の時間の大半は読書に費やしており、いつも物語の世界に入り浸っている。
夢見がちで浮き足立った点は心羽と共通。
・カルナの能力
一対の赤い大きな翼での飛翔、滑空。炎を操る特性もあるものの、うまく操れず暴発し、周囲の人を傷つけそうになったトラウマから封印。
手先の不器用さは相変わらずなものの、使者の能力で視覚や聴覚は飛躍的に上昇。体の弱さもカルナで補っている。
そんな弓音のカルナの素質は非常に高く、恒正すら軽く上回っているほど(だと恒正は推測している)。
しかし弓音の性格上その素質を活かすのは難しく、恒正は次第に心羽に目をつけるようになっていく。
心羽の存在を知り、そのカルナの力を求めるようになってから、徐々に自分の力を解放していくようになる。
炎もモーフィングのためだけに使用し、心羽の見よう見まねで弓矢を生成するも、不器用ゆえにうまく扱えなかったため、柄の部分で半分に折って双剣のようにしたものを武器にしている。
・経緯
弓音は多くの欠点を持ち、日々それに悩まされていた。
なにか成そうとしても全て失敗におわり、手先が不器用なので怪我も多く、よく物を無くしたり置き忘れたりしては、探すのに時間を費やして目的のことができなくなったり…
迷惑になるからと誰かを頼ったりはしないが、弓音はこんな自分が嫌いだった。自分を変えたい願望が強く、また精神的に強くなりたいと思っていた。
弓音がやりたかったことの多くは、夢に思い描いただけで終わっていた。
そのため、弓音の部屋には実現することのない、たくさんの夢が転がっていて、それは今もなお増え続けている。
ある時、「ともに夢を叶えよう」とひとりの男が弓音に声をかける。
その男———恒正は、人の夢を叶えるのが目的だという。
恒正は「みんなの夢が叶う世界をつくること」を夢だとし、今はその計画の初期段階だと話した。その中で、弓音と出会ったのは偶然だが、それを運命と呼んだ。
こうして弓音は恒正の計画に自分の夢を委ねることになった。