自分史、私 version 17

2021/01/12 12:02 by reisekiya018
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私の自分史
# はしがき

  私は、死んでいないだけなのかもしれない。

 私は、あまり過去にこだわりが無く、(そもそも覚えていないものが多いのだが)生きることに固執しているわけでもない。
しかし、死にたいなどとは思っていない。生きる意味などない、などと思っているわけでもない。
これがわからなかった。これは、私自身、とても知りたいことであった。

今からここに、私の18年間を書き記す訳だが、私はこの自分史を通して、今一度、霞のように消えかかっている過去を振り返り、あわよくばこの「死んでいないだけ」の状況に光が差せば、などと思っている。

# 高校生

ウイルスや思想に左右され、惑う事態になっている。私もまたその一人であった。

2019年11月22日に初めて確認されたとされるウイルス性肺炎。当時高校2年生だった私は、ちょうど、政治やニュースに関心を持ち始めていた頃だった。
国内での流行は2020年に入ってからだったため、当時は今ほど大きく報道されてはいなかったが、非常に恐怖した記憶がある。
未知のウイルスの発生、拡大はもちろん恐ろしいと感じていたが、私が当時何より恐れていたのは、不確かな情報による大衆の混乱であった。      

はしがき

私は、死んでいないだけなのかもしれない。

私は、あまり過去にこだわりが無く、(そもそも覚えていないものが多いのだが)生きることに固執しているわけでもない。
しかし、死にたいなどとは思っていない。生きる意味などない、などと思っているわけでもない。
これがわからなかった。これは、私自身、とても知りたいことであった。

今からここに、私の18年間を書き記す訳だが、私はこの自分史を通して、今一度、霞のように消えかかっている過去を振り返り、あわよくばこの「死んでいないだけ」の状況に光が差せば、などと思っている。

高校生

ウイルスや思想に左右され、惑う事態になっている。私もまたその一人であった。

2019年11月22日に初めて確認されたとされるウイルス性肺炎。当時高校2年生だった私は、ちょうど、政治やニュースに関心を持ち始めていた頃だった。
国内での流行は2020年に入ってからだったため、当時は今ほど大きく報道されてはいなかったが、非常に恐怖した記憶がある。
未知のウイルスの発生、拡大はもちろん恐ろしいと感じていたが、私が当時何より恐れていたのは、不確かな情報による大衆の混乱であった。