大枠、設定の文章化1 version 11
大枠、設定の文章化
モルが記した”絶望の賜主”、”賜主が語る「穢れた人間たち」”の項目を基に、ギルが健人パートへの布石として大枠の設定を見直す試みです。賜主とリュミエが戦った後のものを、時系列順で述べていこうと思います。都度上げていきますので、モルの方で修正や確認の必要、違和があればお教えください。
(尚、一部設定に仮称や、仮の導線を設けて文章化しています)
1.賜主の転生体=花森健人、地球人類として日本の朝憬市に誕生。
同時期にリュミエだった”抜け殻”は、ある辺境の星で住民の保護を受ける。
エクリプス(並びに影魔)、創造主である賜主を失ったことで最初期のエクリプスである”七兄妹”が台頭する。これに伴いエクリプス、その後の方針を「賜主の遺志を継ぎ、絶望による全生命の浄化を継続する」とする。
(尚、七兄妹は以前の閣下たちをイメージして頂いて構いません。変更した設定に合わせて落とし込みますが、可能ならある程度、彼らを宛がう気でもあるので。また七人の増減もプロット時点で話せれば問題ないです)
2.抜け殻が転移魔法を使用、家族探しの旅に出る。
花森健人、”優しいことのために戦う”と福祉系の高校に通うも、現実に対し自身の無力に苛まれ夢破れる。
その後、花森健人が朝憬市の展望台で抜け殻の泣き声を聞き、二人が邂逅。互いに独り言を話し、聴く。
(リュミエの抱いていた暖かさが欠落し涙する心羽、賜主と同様の義憤を抱くも無力故に、最後の足掻く先を求めた健人。故に彼はその鳴き声を確かに聞いた。運命のいたずら的描写ですが、ある意味必然とギルは解釈します)
この時抜け殻は健人より”燎星心羽”と名を受け、彼の夢を拾う。健人はその返礼として心羽よりブレスレット(以下レガリアとする)を手渡された。
(権能を失った心羽の手元にあった時レガリアはその機能を停止していたが、賜主の権能を引き継いだ健人の手に渡った時に再起動。健人が一応普通の人間であり、この力の意味が分からなかったこともあり、直後にレガリアの反応は消失する。しかし——)
エクリプス、上述の邂逅に伴うレガリアの反応を一瞬であるが検知し、重要視。
先遣隊を当該座標である朝憬市へ派遣。
(以後二年間の先遣隊の活動が、やがて朝憬市において”神隠し”——都市伝説と認知される)
3.英道大学二回生となった花森健人、先遣隊の影魔に襲撃される。この時の健人の絶望を引き金としてレガリアの力が発現。また賜主の力と意識も一部だが復活する。
先遣隊によりこの事象は七兄妹へ報告され、彼らとその影魔が朝憬市に本格的に現れ始める。
またこの時、七兄妹は政府に”エクリプスの朝憬市への入植”を要求。その圧倒的な武力を誇示し、政府と以下の密約を交わす。
・エクリプス並びに影魔の活動と探索に対し、人類による一切の干渉、追跡調査、分析等の禁止。
・エクリプス、影魔の生命とその維持の保証。これに関わる一切に対する朝憬市住民と自治体等の官民を問わない”協力”。
・この法を侵した際にはエクリプスへの宣戦布告と判断し、即座に地球と全世界への報復としてあらゆる実力を行使する。
(要は件の、公的機関を介入させないための設定です)
4.花森健人、友人である桧山初樹と共にエクリプスの調査活動を開始。同時に桧山初樹、以前妹の由紀が影魔に襲撃され、植物状態にあることを花森健人に話す。
(尚、健人達の調査活動は当然上記の密約に抵触しますが、エクリプスは健人達の行動を静観します。その理由は「健人が賜主に連なる者だという可能性が高い」と七兄妹が判断したためです。またその予測は、戦いを通して徐々に確信に至るようになり、以後は賜主の復活のために七兄妹が影魔を健人の下へ送り込む展開など、どうでしょうか?)
この時点での調査ケース
調査開始と健人再襲撃
初樹の誘いに応じ、エクリプス達の調査に一先ず参加する健人だが、一介の学生である二人には基本的に具体的かつ有効な調査手段など乏しい。警察を始めとした公的機関は、事件に対し異形の存在を認めず、マスコミも基本的に沈黙している。それ故、当事者周囲の強い希望により失踪事件として公表されているケースやオカルトや都市伝説の類として扱われているケースをネットから見つけ、それらの現場とされたのが最も多い朝憬市北西に向かう。そこには
沢村智輝と真壁実桜
失踪した恋人、真壁実桜を必死で捜索する沢村智輝のケース。
(ギルとしては以前に書いたものですが、描写不足などがあったためにリベンジしたい話であります。ちなみに影魔の姿とあまりに直結するので、真壁実桜の名前は改訂したものにしようかと…)
5.その後、調査活動に報道記者の上坂蓉子も加わる。
燎星心羽と花森健人、レガリアの繋がりによる交信が可能となる。
(心羽パートと健人パートの重要な接点)
この時点での調査ケース
桧山初樹と桧山由紀
上坂蓉子と上坂伊織
#### コメント1:ギル
現状、ここまで箇条書き的に起こしてみましたが、ここまでをモルにご査収いただきたく思います。
また、ここから書き進めていくことが可能でしたら、5以降はプロットを本格的にしていこうかとギルは想定しています。
#### コメント2:モル
お疲れ様ですギル、こちらで査収させてもらいますね!
まず七兄妹は問題ないです!いなくなった賜主の後継はたしかに必要な設定だと思います。必要に応じて七の数字は増やしたり減らしたりしても大丈夫ですよね?
それと、これは本当に好みの問題なのでスルーしてもらっても大丈夫なのですが、健人と心羽をレガリアが引き合わせたことについて、個人的には二人の出会いは偶然、たまたま……或いは運命?で、合理的な理由はない方がロマンチックだなーって思います…w (強いていえば「誰かの泣き声を健人が聞き逃さなかったから」とか?w)
エクリプスが検知したレガリアの反応は、これまで心羽が持ち歩いているあいだ一度も検知されなかったのだとすると「権能を持つ者の手に渡ったことでレガリアが起動しスタンバイ状態になった時に発せられた反応」とするのがいいでしょうか…?
政府との密約や神隠しの都市伝説など、その他の設定は違和感もなく高水準にまとまってていい感じです!書き進めてもらってOKです👍
(それと、モルの画面だと改行が不思議な感じになってます。これは意図的なものでしょうか…?)
#### コメント3:ギル
どもです、モル!コメント頂いた内容に伴い、各項目を書き直してみました。
重ねて見て頂くことになりますがお願いします!
特に出会いとレガリアに関して言ってくれたことが印象に残っていたため、念入りに言語化させて貰いまいした。(言ってモルが導線整えてくれていたのですがw)
それと各話で扱う事件・ケースの項目として、”この時点の調査ケース”を設けて適宜更新していこうと思いましたので、併せてお伝えしておきます。また改行についても、できる限りのそれですが、修正を掛けております。先日見てもらった時は、お手数かけました…(;'∀')
それと各話で扱う事件・ケースの項目として、”この時点の調査ケース”を設けて適宜更新していこうと思いましたので、併せてお伝えしておきます。また改行についても、できる限りのそれですが、修正を掛けております。先日見てもらった時は、お手数かけました…
モルが記した”絶望の賜主”、”賜主が語る「穢れた人間たち」”の項目を基に、ギルが健人パートへの布石として大枠の設定を見直す試みです。賜主とリュミエが戦った後のものを、時系列順で述べていこうと思います。都度上げていきますので、モルの方で修正や確認の必要、違和があればお教えください。
(尚、一部設定に仮称や、仮の導線を設けて文章化しています)
1.賜主の転生体=花森健人、地球人類として日本の朝憬市に誕生。
同時期にリュミエだった”抜け殻”は、ある辺境の星で住民の保護を受ける。
エクリプス(並びに影魔)、創造主である賜主を失ったことで最初期のエクリプスである”七兄妹”が台頭する。これに伴いエクリプス、その後の方針を「賜主の遺志を継ぎ、絶望による全生命の浄化を継続する」とする。
(尚、七兄妹は以前の閣下たちをイメージして頂いて構いません。変更した設定に合わせて落とし込みますが、可能ならある程度、彼らを宛がう気でもあるので。また七人の増減もプロット時点で話せれば問題ないです)
2.抜け殻が転移魔法を使用、家族探しの旅に出る。
花森健人、”優しいことのために戦う”と福祉系の高校に通うも、現実に対し自身の無力に苛まれ夢破れる。
その後、花森健人が朝憬市の展望台で抜け殻の泣き声を聞き、二人が邂逅。互いに独り言を話し、聴く。
(リュミエの抱いていた暖かさが欠落し涙する心羽、賜主と同様の義憤を抱くも無力故に、最後の足掻く先を求めた健人。故に彼はその鳴き声を確かに聞いた。運命のいたずら的描写ですが、ある意味必然とギルは解釈します)
この時抜け殻は健人より”燎星心羽”と名を受け、彼の夢を拾う。健人はその返礼として心羽よりブレスレット(以下レガリアとする)を手渡された。
(権能を失った心羽の手元にあった時レガリアはその機能を停止していたが、賜主の権能を引き継いだ健人の手に渡った時に再起動。健人が一応普通の人間であり、この力の意味が分からなかったこともあり、直後にレガリアの反応は消失する。しかし——)
エクリプス、上述の邂逅に伴うレガリアの反応を一瞬であるが検知し、重要視。
先遣隊を当該座標である朝憬市へ派遣。
(以後二年間の先遣隊の活動が、やがて朝憬市において”神隠し”——都市伝説と認知される)
3.英道大学二回生となった花森健人、先遣隊の影魔に襲撃される。この時の健人の絶望を引き金としてレガリアの力が発現。また賜主の力と意識も一部だが復活する。
先遣隊によりこの事象は七兄妹へ報告され、彼らとその影魔が朝憬市に本格的に現れ始める。
またこの時、七兄妹は政府に”エクリプスの朝憬市への入植”を要求。その圧倒的な武力を誇示し、政府と以下の密約を交わす。
・エクリプス並びに影魔の活動と探索に対し、人類による一切の干渉、追跡調査、分析等の禁止。
・エクリプス、影魔の生命とその維持の保証。これに関わる一切に対する朝憬市住民と自治体等の官民を問わない”協力”。
・この法を侵した際にはエクリプスへの宣戦布告と判断し、即座に地球と全世界への報復としてあらゆる実力を行使する。
(要は件の、公的機関を介入させないための設定です)
4.花森健人、友人である桧山初樹と共にエクリプスの調査活動を開始。同時に桧山初樹、以前妹の由紀が影魔に襲撃され、植物状態にあることを花森健人に話す。
(尚、健人達の調査活動は当然上記の密約に抵触しますが、エクリプスは健人達の行動を静観します。その理由は「健人が賜主に連なる者だという可能性が高い」と七兄妹が判断したためです。またその予測は、戦いを通して徐々に確信に至るようになり、以後は賜主の復活のために七兄妹が影魔を健人の下へ送り込む展開など、どうでしょうか?)
この時点での調査ケース
調査開始と健人再襲撃
初樹の誘いに応じ、エクリプス達の調査に一先ず参加する健人だが、一介の学生である二人には基本的に具体的かつ有効な調査手段など乏しい。警察を始めとした公的機関は、事件に対し異形の存在を認めず、マスコミも基本的に沈黙している。それ故、当事者周囲の強い希望により失踪事件として公表されているケースやオカルトや都市伝説の類として扱われているケースをネットから見つけ、それらの現場とされたのが最も多い朝憬市北西に向かう。そこには
沢村智輝と真壁実桜
失踪した恋人、真壁実桜を必死で捜索する沢村智輝のケース。
(ギルとしては以前に書いたものですが、描写不足などがあったためにリベンジしたい話であります。ちなみに影魔の姿とあまりに直結するので、真壁実桜の名前は改訂したものにしようかと…)
5.その後、調査活動に報道記者の上坂蓉子も加わる。
燎星心羽と花森健人、レガリアの繋がりによる交信が可能となる。
(心羽パートと健人パートの重要な接点)
この時点での調査ケース
桧山初樹と桧山由紀
上坂蓉子と上坂伊織
コメント1:ギル
現状、ここまで箇条書き的に起こしてみましたが、ここまでをモルにご査収いただきたく思います。
また、ここから書き進めていくことが可能でしたら、5以降はプロットを本格的にしていこうかとギルは想定しています。
コメント2:モル
お疲れ様ですギル、こちらで査収させてもらいますね!
まず七兄妹は問題ないです!いなくなった賜主の後継はたしかに必要な設定だと思います。必要に応じて七の数字は増やしたり減らしたりしても大丈夫ですよね?
それと、これは本当に好みの問題なのでスルーしてもらっても大丈夫なのですが、健人と心羽をレガリアが引き合わせたことについて、個人的には二人の出会いは偶然、たまたま……或いは運命?で、合理的な理由はない方がロマンチックだなーって思います…w (強いていえば「誰かの泣き声を健人が聞き逃さなかったから」とか?w)
エクリプスが検知したレガリアの反応は、これまで心羽が持ち歩いているあいだ一度も検知されなかったのだとすると「権能を持つ者の手に渡ったことでレガリアが起動しスタンバイ状態になった時に発せられた反応」とするのがいいでしょうか…?
政府との密約や神隠しの都市伝説など、その他の設定は違和感もなく高水準にまとまってていい感じです!書き進めてもらってOKです👍
(それと、モルの画面だと改行が不思議な感じになってます。これは意図的なものでしょうか…?)
コメント3:ギル
どもです、モル!コメント頂いた内容に伴い、各項目を書き直してみました。
重ねて見て頂くことになりますがお願いします!
特に出会いとレガリアに関して言ってくれたことが印象に残っていたため、念入りに言語化させて貰いまいした。(言ってモルが導線整えてくれていたのですがw)
それと各話で扱う事件・ケースの項目として、”この時点の調査ケース”を設けて適宜更新していこうと思いましたので、併せてお伝えしておきます。また改行についても、できる限りのそれですが、修正を掛けております。先日見てもらった時は、お手数かけました…