みんなのメモ
メモを書く
書く
ログイン / 登録
登録
メモのページに戻る
第一章EX:アフタークライシス
preview
preview
URL
OK
揮化アルドラに見事勝利した一行。しかし、アルドラがもたらした被害は甚大なものであった。 ニーベルゲンや地域の人々は協力して復興に励み、それを見た心羽が自分たちにできることを考えるお話。 シーン1 「被災地」 アルドラを撃破してから数日後。心羽と遥香は出かけた帰り道にアルドラとの戦闘があった地域を横切り、その被害現場を目の当たりにする。立ち並ぶ民家は軒並み全壊し、瓦礫をかきわけたところに仮設のテントが張られている。作業服姿の人々が休まずに手元を動かし、壊れた家屋を建て直そうとしている。 心羽は思わずいたたまれなくなるが、作業服の人々ののなかに亮の姿を見つけて驚く。 「あれ!?亮くん…?」 その声に気付いた亮が手を止め、振り返る。 「やあ、二人とも。」 亮は明るい笑みで挨拶を交わす。 「どうしてこんなところに?」 「うちの親が建築会社をやっててさ。あれ、前に言わなかったっけ?」 「あーそういえば!」 亮の家は代々建築家の家系だということは聞いたことがあった。 「それで、お手伝いに?」 「ううん。もうお仕事だよ。給料ももらってるし」 そっか、亮は既に人の役に立てる仕事に就いて頑張ってるんだ。 「かっこいいなー…」 心羽は思わず呟く。 「そうかい?ありがとう。」 亮は笑って見せると、再び手元の作業に戻った。 シーン2 「ボランティア隊結成」 翌朝。心羽と遥香は拓夢の家に向かい、拓夢とちょうど来ていた碧に呼びかけ、昨日みたことを伝えた。 「…それでね、私たちの力を使って復興のサポートをしようと思うんだけど」 心羽が提案する。 「でもそれって、私たちの素性がバレることにならない?」 碧は不安げな表情を浮かべる。心羽たちが使者であることがバレると注目を浴びてしまい、活動しづらくなるためそれは避けないといけない。 「そうなんだよね…」 心羽もこの問題をどうするか悩んでいた。 「マスクとかサングラスで顔を隠せばいいんじゃね。まあ俺はやんねえけど」 話半分に聞いていた拓夢が呟く。 「それだと不審者だよ…」 心羽がツッコミを入れる。
まだ保存されていないメモがあります。
復旧しますか?
復旧する
しない
左の
入力欄に
Markdown形式
でメモを書くと、 プレビューがここに表示されます。
メモの書きかた