みんなのメモ
みんなの公開メモです(新しい順)。
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「…警察に行けないのは、何で?」
そう聞いた瞬間、和明が右手の人差し指を立てて口元に寄せながら言った。
「静かに…戸を閉めて中に入ってくれ」
に更新 by yukirby_snpi
カジュアル27→33:5マッチ
マップの上のほうに降りると物資位置全然わからないし
構造もわからないので全く戦えなかった…夕方頑張る。
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和明との約束の時間は16時だったが、健人が英道大学に到着したのは15時50分だった。あの後寝坊したのと、自転車が壊されたのを忘れていたのは痛手だった。約束の前に休学届を先に提出するのつもりだったが別の機会にせざるを得ない。ボサボサの頭で身だしなみも最...
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「横尾…横尾…!」
その後、健人はふらつきながらもすぐに和明を横たえた階段の踊り場へと向かい、その意識に呼び掛けた。横たえたその身体を抱え、右腕で支える和明の頭——力の投げ出されたその重さが健人の焦燥を煽る。
「……ぅ…あ、ゆみ…」
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2020年4月16日。花森健人が目を冷ますと、まず視界に入ってきたのは清潔感を感じさせる白い天井だった。ここは…どこだ?続いて感じたのは手に感じる柔らかな温み。まだ半開きの目線が、その温みを辿る。そこには疲れた顔で自分を見守る母、純子(すみこ)の姿が...
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”疾雷(しつらい)”―――その強靭な身体における特殊な神経・筋肉の活動電流を一時的に増加させることで、反応速度、運動量等を飛躍的に上昇する技である。だが身体的負担は大きく、この危険性を孕んだ能力のコントロールが可能なのは、雷の属性が宿った輝石と呼ばれ...
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自分の内側が塗り換わるような悍ましい感覚。疼くように鼓動が鳴り響く。拡がっていくその陰りは急速に勢いを増していった。一方でそれと比例するように、何も感じない自分も大きくなっていく。だからだろうか…状況が違うとわかりながらも、ふと思ったことがあった。
...
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2020年4月13日。その日の朝憬英道大学文学部一回生、花森健人(はなもりけんと)のスケジュールは、言語学と哲学概論の講義が午前中に1コマずつ。午後は自宅アパートの最寄りの古本屋兼ゲームショップ“ぶりっじ”でのアルバイト勤務が3時間だった。
「…腰痛...